___人を見たら泥棒と思え ページ28
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しょっぴーが顔を赤らめたことをきっかけに大男達の恋バナが始まった。
渡「さっきのは恋じゃない！」
『はいはい分かってますよ』
最近気になる人いる？とか、可愛い子いる？とか、男子高校生みたいな会話が飛び交う。
向「俺はあれやねー、駅前のコンビニのお姉さん！
深夜帯におるんやけどほんまに可愛い…天使…」
佐「うわっ！康二今度一緒に行こ〜(笑)」
向「たくまくん絶対騒ぎ立てますやん」
佐「たぶん普通に声かけるｗｗｗｗ」
このコンビが行ったらさぞ迷惑だろうな、単品でどうぞ。
岩「そういやふっかさ、どうなの最近」
深「んー？どうって？」
岩「恋愛事情」
岩本くんを皮切りに話題は深澤くんへ。
深「進展ありませーん！！」
両手を上げてニカっとする。
みんなの表情が複雑になってきて、そっかぁと舘様が言う。
宮「東京は広いからさ」
確かにね。広いよ。東京に限らずの話だけど。
深「俺はね、諦めてないよ。見つかるって信じてる。
いろんなもの捨ててきたんだから、逆に見つかって俺のものになってくれなきゃ困る！」
俺のもの
そっか、深澤くんはその人追いかけてアイドル辞めたんだもんね。何万人もついているファンを捨てて、人生かけてその人たった1人を捕まえようとしてるんだね。
何も言わない目黒くんの方を見ると、目黒くんもわたしを見ていた。
口パクで「大丈夫？」と聞くと、首を横に振った。
岩「目黒なんでそんな縮こまってんの？」
目「いや、ふっかさんっていつまでも一途だなーって」
深「めめはさ、もう未練ない？」
自然と伏し目になる。
わたしは見ていられなくなって、この場から消えようとトイレに立とうとするとガシャンとグラスの割れる音がした。
ドロドロな展開が始まる寸前に酔ったさっくんがお粗相をしたようだ。
佐「ひゃっ！ごめん！！掃除機持ってきて！」
『怪我ない？切ってない？』
大きな欠片を拾おうとすると、目黒くんに止められた。
ここで恋バナは急遽終了となり、破片を片付けてまたゲラゲラとどうでもいい話にすり変わった。
目「ねぇ、ちょっといい？」
目黒くんに呼ばれて、一緒にベランダに出た。
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ふ - 待ってました♪これからも、他にないStoryと展開を楽しみにしてます!! (2020年10月1日 15時) (
レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - 新作楽しみにしていました！前作と繋がっていたりと前作ロスになっていた私には嬉しい作品です(笑)すぐにお気に入り追加、高評価しちゃいました…！みつまめ様の作品がまた読めて幸せです…！ (2020年10月1日 0時) (レス) id: 11d68bb805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつまめ | 作成日時：2020年9月29日 16時
