狂犬くんと狂犬ちゃん【今日俺】

狂犬34匹 ページ36

「てめぇらか…Aに手出そうとしたのは」

「そこじゃねぇだろ、相良」


そう言う片桐さん


「俺らの面子潰すは、Aに手出すわ…覚悟出来てんのかよ」


『あのぉ…大丈夫だよ、相良さん』


何故私がここにいるか

そう、それはみっちゃんといとーくんと帰ってると連れ去られたのです、いわゆる拉致られたってやつ


あの時のみっちゃんといとーくんは怖かったね

灰色軍団をボコボコに倒していったんだから


まあうん、結果的に連れ去られたんだけどね

明日またみっちゃんに絞られるなぁ…


そんなこと考えてると蹴散らしてる相良さん


『おっと、相良さんその辺で…』

「いや、許せねぇな」

『片桐さんんんんんんん、落ち着けてください！？』


「相良、その辺にしとけ」
「ﾁｯ」

少し落ち着く相良さん


『いやあ、拉致られるなんて初めての経験ですよ』

そういうと

あの女何者だよ……

って声がコソコソ聞こえる

有栖川Aだよ


「手荒な真似して悪かったな」

『いえいえ、こちらこそ…』


相良さんの足の下にはボコボコな下っ端さん達

痛そう

でも相良さんにやられる前に私達にやられてボコボコだったんだけど…





相良さんはみっちゃん達に復讐を考えてるみたいで


あぁ、まだ忙しい日が続くんだ…

狂犬35匹→←狂犬33匹

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す