人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ10)

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まっすぐなページ10

食堂に着くと数人程度で席はガラガラだった

まぁ殆ど会議室に集まっていたしね

リ｢いつもんとこか？｣

｢え、あぁうん。よく知ってるね｣

リ｢まぁ…｣

？｢だぁってリヴァイ、私とサラが一緒に食べてる時よくこっちみてたもんね？？｣

ドーンとハンジが後ろから私に抱きつき現れる

リ｢うるせぇ。わかってんなら言うな｣

｢そうなの？｣

ハ｢そうだよ？そりゃもう熱い視線で｣

リ｢お前の耳は飾りのようだな？クソメガネ…｣

抱きついてきたハンジを剥がしつつ睨みつけるリヴァイ

その後ろからナナバとミケも現れる

ナ｢ハンジ、サラを取られたからってからかわないの〜｣

ﾐｹ｢あっちも大変そうだがな｣

ｸｲｯとミケが示した方を見るとルーカスが大変ご立腹でこちらに歩いてくる

ラ｢ルーカスさぁん！ここは副長として隊長のこと応援してあげましょうよ！(泣)｣

ル｢応援したいのは山々だが僕は納得できない！寄りにもよって胡散臭そうな兵長だなんて！｣

｢あぁ、あれね｣

リ｢アイツは俺に敵対心抱きすぎじゃねぇか？｣

ズンズンと歩いてきて兵長の前で止まる

後ろのラドルはダラダラと汗をかいていた

ル｢兵長｣

リ｢なんだ。お前がいくら返せと言っても返さねぇぞ｣

ル｢…。本当にサラ隊長の事、大事にしてくれますか？｣

リ｢あぁ｣

ル｢…分かりました。サラ隊長、り兵長に泣かされたらすぐに言ってね！！僕がけちょんけちょんにするからっ！！｣

案外早く納得したなと思えば私にしがみついて言ってくる

｢うぅん、分かった分かった！｣

よしよしと背中を叩けばそれもまたリヴァイに剥がされる

リ｢てめぇ、俺の女に触るな｣

ル｢嫉妬なんてみっともないですよ兵長｣

ﾁﾘｯ

あぁせっかく少し和解したかと思ったのに…

やっぱこうなるのね

ラ｢ダメです！ダメぇ！ほら、食べに行きますよっ！｣

今にも噛みつきそうなルーカスをラドルが何とか抑えて別の席へ移動して行った

ﾐｹ｢アイツも忙しいな｣

ナ｢面倒見てるラドルが面白い｣

ハ｢なかなかいいコンビだよね。ラドルとダリアもいいけど｣

ナ｢じゃ、私達も食べに行くから！仲良くね〜｣

と言って三人は他の席へと歩いていった

リ｢なんか疲れたな…｣

｢お疲れ様｣

やっと人がいなくなり二人で食べ始める

食べている間、静かかなと思ったけど思いのほか話してくれた

連れてきたティルの話とか温室の話

そして、今後の事など楽しい時間は過ぎていった