人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ7)

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まっすぐなページ7

エルヴィンがいつもの席につき会議が始まる

ｴﾙ｢君たちに集まってもらった理由はこれだ｣

ｽｯと懐から一枚の封筒が出される

｢誰からの手紙？｣

質問するとエルヴィンは裏面を見せてくれた

｢っ！｣

ナ｢これって…｣

王家の…紋章…

リ｢内容はなんだ｣

ｴﾙ｢私達、調査兵団とお茶がしたいとの事だ｣

ハ｢お茶ぁ？なんでまた｣

ｴﾙ｢多方、こちらの情報の引き抜きとサラの引き戻し｣

リ｢は？｣

ﾐｹ｢なんでサラがでる｣

嫌な汗が背中を伝った

もしかして、エルヴィンは知ってる？

近々相談しようとは思っていたが…

ﾊﾞﾁｯとエルヴィンと目が合い逸らせなくなる

ｴﾙ｢サラ、何か手紙が届いているんじゃないか？｣

一斉にコチラを見られさすがに隠し通せない…か

｢エルヴィンって透視能力とかあるの？｣

ポケットから一枚の封筒を出して机に置く

リ｢お前、これ…｣

ｴﾙ｢やはり…か。何で黙ってた？｣

｢近々言おうと思ってた。それに、これきりじゃない。ここ数ヶ月毎日のように送られてきてたの｣

ハ｢他の手紙は？｣

｢燃やした。持ってても仕方ないしね。ただ、ちょっと今回のはまずいかも｣

ナ｢どういう事？｣

｢エルヴィン、そっちの手紙にはお茶会って書いてあるんでしょ？｣

ｴﾙ｢あぁ｣

｢はぁ…王家も面倒な事をする…。私の手紙はこう｣

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サラ·レストアット

明日(みょうにち)、王都への当城を命ずる

また、逆らえば調査兵団組織全ての行動を凍結

己の命はないと思え

調査兵団、団長殿にも書簡を届け済みだ

では、日の出と共に

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ｴﾙ｢…なるほど｣

リ｢なるほどじゃねぇ。このままサラを易々と引き渡す気か｣

｢でも、それしか方法がない。お茶会の日程は？｣

ｴﾙ｢週末だ｣

｢早いな…｣

ﾐｹ｢王政は何を考えているんだろうな｣

皆、頭を抱え黙り込んでしまう

リヴァイに至ってはそもそもが納得できないようで貧乏揺すりをし始めた

リ｢ﾁｯ…豚野郎共が呑気なこと考えやがって｣ｲﾗｲﾗ

｢リヴァイ、落ち着いて｣

リ｢落ち着けねぇ。せっかくお前を俺のモノにできたのにアイツらなんかに渡せるか｣

うっ

まぁ、そうなんだけど…。

せっかく恋人になれたのに一転してこんな事になるなんて…

さて、どうしたものか…