人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ46)

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まっすぐなページ46

リヴァイ side

シガンシナ区に入った途端巨人が待ち伏せしていたかのように大群で現れる

リ｢ﾁｯ…まぁ、そう簡単には通してくれねぇよな。おい、エルヴィンどうするつもりだ｣

ｴﾙ｢作戦はある。まぁ、お前が反対しそうな作戦ではあるが…｣

エルヴィンが濁しながら言った時、物凄い速さで何かが駆け抜けた

｢作戦通りに！！｣

リ｢？！！｣

俺とエルヴィンの横を駆け抜けて行ったのはサラで他の特攻班の奴らも後ろに続いた

リ｢まさかエルヴィン、アイツらだけで相手させるわけじゃねぇだろうな？！｣

ｴﾙ｢そのまさかだよ｣

リ｢なっ？！しょう｢正気だよ。リヴァイ。それにこの作戦はサラの立案だ。｣は？！｣

おいおい、何も聞いてねぇぞ

リ｢アイツ、俺に言ったら反対されると思って言わなかったな！｣

サラが駆けて行った方向を睨みつければ陣形展開をしていた

ｴﾙ｢ひとまずは特攻班に任せるつもりだ。彼女にも危なければリヴァイ班を当てると言ってある｣

リ｢当たりめぇだ！ｸｿｯ…帰ったら説教してやるっ！｣

他の奴らも心配そうに馬を走らせていたがハッキリ言ってそう易々と殺られないのが特攻班だ

俺でも理解しきれていないサラのハンドサインに各々がそれを受けて散っていく

迫り来る巨人を何体も削ぎ落としては休む暇もなく次の奴へ向かう

ｴﾙ｢エレンの生家は此方の方面であっているな？！｣

エ｢はい！！｣

着々と進んでいる中恐れていた事が起きた

サラのガスが切れた

ｶﾞﾗﾝｯ

｢っ？！｣

ダ｢サラさん！｣

リ｢サラ！｣

何とか地面ではなく屋根の上に転がったがそれを巨人は見逃さなかった

ｻﾞｼｭ

迫り来る巨人の手を回転斬りで削いで屋根の上を走る

｢エルヴィン！！早く行って！！思ったよりガスの消費が激しい！エレンの生家に辿り着ければ私達の勝利でしょう？！｣

一瞬目があった後、直ぐにエルヴィンに催促する

ｴﾙ｢！わかった！！急ぐぞっ｣

リ｢まて、俺はアイツの所へ｣

そう言いたかったがエルヴィンの目が『我慢してくれ』そう言っていた

多分、俺の班を当てるというのは建前で言ったことで本当にアイツの班だけで食い止める気だ

ハンジやナナバ、ミケも心配そうにサラを見たが手綱おにぎり直し前方を見据えた

リ｢ｸｿｯ…おい、サラ！！死んでもしたら俺が許さねぇからな！！｣

｢ふふっ…りょーかい！兵士長殿！｣

リヴァイ side end