人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ40)

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まっすぐなページ40

オ｢オレにやらせて下さい！！｣

ｶﾞﾊﾞｯと頭を下げるオーエン

｢おぉ！ホントに！｣

オ｢は、はい！イーサン隊長のご指導を受けれるなんて嬉しいです！｣

ｴﾙ｢決まりだな…｣

ル｢僕は反対！｣

リ｢俺もだ｣

何でそこが仲良く反発してくるのよ

｢それってこの前の話の件でしょ？彼も思い直しているんだしいいじゃない｣

これからよろしくね！と握手を求めると両手でし返してくれる

オ｢よろしくお願いします！！｣

リ｢おい、コイツに手ぇ出すんなよ｣

ル｢次怪我させたたら巨人の餌だからな｣

コラコラ、オーエンがビビってんじゃん

オ｢も、もちろんですっ！肝に銘じておきますっ｣

ｴﾙ｢新しいメンバーも決まった事だし、これで2週間後の壁外調査も安心だな｣

リ/ル｢は？｣

｢そんなの聞いてないんだけど｣

ｴﾙ｢…。忙しくて忘れていた。すまない｣

リ｢おい、団長がそんなんでどうする｣

ル｢これから立案ですよね？！｣

｢私、パス｣

ｴﾙ｢ベースは固めてあるからそんなこと言わないでくれっ！｣

半泣きのエルヴィンをリヴァイがｹﾞｼｹﾞｼと蹴る

リ｢俺の班にはエレンだっている…。班の陣形も変えなきゃならねぇのに｣

オ｢こ、これオレ聞いてても大丈夫ですか？｣

｢他言無用で｣

オ｢あ、はい｣

結局、明日の朝に会議することに纏まりハンジやミケ、ナナバにも声をかけることになった

｢はぁ…帰ってきて早々、会議でしかも二週間後には壁外調査か｣

エルヴィンの話によるとその壁外調査は長期に渡るらしい

今回の作戦が上手く行けば巨人をこの世界から消すことが出来るとか

そうしたら…私達は普通の人間になるのか？

いや、壁の外にあるという大きな塩の湖？とか炎の水とか色んなものを探しに行ける

｢ﾌﾌｯ…楽しみ｣

今後の事を考えながら歩いていると部屋の前で一人の人物が待っていた

｢リヴァイ？｣

リ｢遅かったな。一緒に部屋を出たはずなのに｣

｢ちょっと考え事しながら歩いてたから…。それより用があるならさっき言ってくれればよかったのに｣

リ｢大事な話なんだ。中に入れてくれるか？｣

大事な話…。

｢わかった｣

私は部屋の鍵を開けてリヴァイを招き入れた