人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ39)

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まっすぐなページ39

急ピッチで行われた戴冠式と会食も無事に終わり兵舎に戻ってきた

帰り際に当城してほしい時は手紙を出すとヒストリア様は言っていたが…

｢果たして本当にそれでいいのだろうか？｣

まぁでも芯の強い方だし。他の護衛もいるから…

｢あ、そうだ！｣

横になっていたソファから起き上がりここ最近考えていた事を思い出す

｢エルヴィンに新しい班員の件お願いしようと思ってたんだった！｣

急いで部屋を出て団長室を目指す

ｺﾝｺﾝｺﾝｯ

｢エルヴィン、話があるんだけど｣

ｴﾙ｢サラか、どうぞ｣

ｶﾞﾁｬﾘ

中に入るとリヴァイもいてソファでお茶をしていた

ｴﾙ｢どうかしたのか？｣

｢この前の新メンバーについての話！｣

ｴﾙ｢あぁ、君の希望を聞くってやつか。どの子がいいんだい？｣

｢オーエンがいいの｣

私がそう言うと今度はリヴァイが口を開く

リ「アイツはやめとけ。アイツのせいで怪我したんじゃなかったのか？」

｢あの時はまだ自分の事しか考えてなかっただけだよ！戦闘能力もまぁまぁいいしね。育てがいはありそう！｣

リ｢おい、コイツもう曲げる気無さそうだぞエルヴィン｣

ｴﾙ｢まぁ、私が誰でもいいと言ってしまったからね…。サラも一度言い出すとなかなかNoと言わないし…。とりあえず本人の希望も聞こうか｣

と、ゆうことで

｢オーエン連れて来た！｣

オ｢し、失礼しますっ！！あの、なんのお話で…｣

｢お話する前になんでルーカスもいるの？｣

ル｢隊長がオーエンとつるんでたから｣

別に何もしないのに

ル｢あと、なんか嫌な予感がしたから。僕がいちゃできない話？｣

｢ぐぬぬ…。いてもいいけど発言は許可しないわよ｣

ル｢善処するよ｣

絶対無理だわ

ｴﾙ｢オーエン、君を呼んだのは他でもない。サラが務める特攻班に君を新メンバーとして加入させたいという申し出だ｣

オ｢え、お、オレですか？！｣

リ｢そこの隊長殿は一度言い出すとなかなか曲げない性分でな。嫌なら断ってもいいんだぞ？｣

オ｢お、れは…｣

｢確かに危険度は今以上に上がるけど貴方の腕なら伸びていけるわ｣

ル｢ちょっと待って！僕、何も聞いてないんだけど！｣

｢ルーカス、口を出さない約束｣

上官達が話し込んでいる中

オーエンが出した答えは…