人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ29)

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まっすぐなページ29

リヴァイside

アイツが部屋を出てってから数十分、シャワーを浴び終え脱衣所で着替えている時にあることを思いついた

リ｢ちょっと揶揄うか｣

髪をタオルで乾かしながら執務室の机にある書類に目を通す

…この書類。今週までじゃねぇか…。見落としてたな

早めに終わらせようと考えていると扉が開く音がした

｢リヴァイ〜、戻ったよ〜。あ、もう上がったんだ。じゃ、私も借りるね｣

リ｢あぁ、ゆっくり入ってこい｣

半身だけ身体を向けるとピシッと固まるサラ

リ｢なんだ？｣

｢な、なんて格好してるの！早く前閉じて！｣

ﾊﾞｯと持ってきていた寝巻きで顔を隠して見えないようにする

リ｢あ？俺はいつも風呂上がりはこうだ｣

｢私がいるんだから、今日くらいはちゃんとしてっ｣

リ｢はぁ？…あぁ、もしかして夕方の事思い出したのか？｣

扉の目の前でしゃがみこんでいるサラの耳元で囁く

リ｢何想像したんだ？｣

｢な、にも想像してない！入って来るっ！｣

俺を押しのけて脱衣所へ入って行くサラ

リ｢…揶揄うのやめられねぇかもな｣

いつものソファに座り紅茶を飲んでいるとサラが風呂場から出てきた

｢はぁ、さっぱり！やっぱ兵舎が落ち着くなぁ｣

リ｢王城の方が風呂場が広いんじゃないのか？｣

｢だってこの兵舎くらい広い風呂だよ？一人で入ったってつまらないじゃん｣

一体どんな風呂だ。と思いつつサラにも紅茶を淹れる

｢ありがと。もう、深夜かぁ早く寝ないとね｣

リ｢あぁ｣

｢じゃベッド行く？｣

リ｢それは俺を誘ってるのか？｣

｢なんでよ！｣

普通に寝ると言いながら寝室の扉に手をかけたサラを追いかけた

リ｢怒るなよ。俺もそっちで寝る｣

｢何もしないでねっ｣

リ｢何もしねぇよ。たぶんな…｣

｢た、たぶん！やっぱり何かs…ﾝｯ！｣

他の奴らは寝ているだろうに騒ぎ立てるサラの口を塞ぐ

リ｢静かにしねぇと他の奴らが起きちまうだろ？｣

｢だからってキスしないでよっ｣

するりとサラの腰に手を当て寝室の扉を開く

｢ちょ、そんな事しなくてもベッド行くって｣

リ｢俺に追い込まれてるって思った方が唆るんじゃねぇか？｣

｢はぁ？普通に寝るって言ってr｣

口が止まらないサラを自分の口で塞ぎそのままゆっくりと後ろに追いやった

｢ﾝｯ…リヴァ…待っﾝｩ…//｣

ベッド際まで追いやった頃俺はサラを押し倒した