人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ18)

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まっすぐなページ18

倒れたまま陛下を見上げると下げずんだ目で見てくる

あぁ、これはやってしまったやつだな

陛｢どうゆう事か言われても、お前が一番わかっているのではないか？｣

｢私が？…何のことでしょうか？｣

陛｢まぁ良い。すぐに分かる。遊戯もここまでにしよう｣

ﾊﾟﾝｯと手を叩くと一気に兵士がリヴァイとエルヴィン、そして私を拘束した

リ｢っ！｣

ｴﾙ｢説明をお願いしたいのですが｣

陛｢説明か…。そちが持っているものを差し出せばと言っておくか｣

｢陛下、お二人は関係ないはずですがっ！！｣

臣｢黙れ！｣

痺れてはいるが舐めてもらっては困る。兵士の拘束を振りほどき陛下の前出ると臣下が声を上げて私を叩いた

｢いっ！｣

リ｢いい加減にしろ！そいつに手ぇ出したヤツ全員だっ｣

陛｢ふむ、どうやら人類最強の兵士長はこの娘に惚れ込んでいるようだ｣

しまった！

陛下がﾆﾔﾘと妖しげに微笑みリヴァイに歩み寄る

｢陛下っ！貴方は私が一番分かっているとおっしゃいましたね？｣

それは、この事では？と自分の考えたシナリオとは違ったが切り札を出した

ｴﾙ｢！いつのまにっ｣

エルヴィンはﾁﾗｯと胸ポケットを見ていたが無いことに気づいたようだ

陛｢…何故それを持っている？｣

｢陛下がお聞きになったんじゃないですか。分かっていたのではないですか？私があの夜、書庫に行く事を。妙だったんですよ、隠し棚の底は分かりやすいように少し浮いていました。私が探すことを想定し細工をした。そして秘密を知った私達三人を口封じ｣

違いますか？

そう聞けば高笑いをして今度は私に近寄る

陛｢さすがはあの男の娘だ。頭がキレるな｣

｢その言い方。やはり貴女方がっ…｣

陛｢あぁ、秘密を知ってしまったのなら。手にかけるまで。元々レストアットは消す予定だったのでな｣

っ！許さないっ

ｴﾙ｢サラ、落ち着きなさい！｣

｢わかってる！｣

陛｢そなたは私に手をあげるか？私はあげられるぞ？ちょうど良い代わりもいるしな｣

手を挙げると拘束されてるリヴァイ目掛けて剣が振り下ろされた