人類最強さんは私に冷たい 3 (ページ17)

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まっすぐなページ17

陛下と臣下は話を勝手に盛り上げていく

いやいや、誰がやるって言った？？

リヴァイ兵士長の顔見てご覧よ

今にも二、三人は殺れそうだよ？？

怖いよ？？

｢陛下、それは少々お戯れが過ぎかと｣

陛｢なんだ、減るものでもないし良いでは無いか｣

ダル。

臣1｢おい、剣を一本持ってこい。手合わせできるように配置も変えよ｣

その一言でｶﾞﾀｶﾞﾀと机等が動かされる

陛｢リヴァイ、うちの側近と手合わせ願えるか？｣

リ｢ﾁｯ…。御心のままに｣

今、舌打ちしたよね？！首飛ぶからやめて！！しかもリヴァイが敬語使ってるのなんか気持ち悪い！！

陛｢多少の傷は構わんぞ｣

ﾓﾌﾞ兵｢リヴァイ兵士長こちらをっ｣

ｽｯと剣を出され受け取るリヴァイ

ｴﾙ｢大丈夫か？リヴァイ｣

リ｢問題ない。クソジジィ共を黙らせるにはやるしかないだろう。アイツを傷つけるのはごめんだがな｣

剣を抜き中央で構えるリヴァイ

｢本当にやるの…｣ﾎﾞｿｯ

てゆうか、これ絶対罠だよな

後ろの奴絶対何かしてくるじゃん

陛｢サラ、手加減はよせ｣

｢はい、陛下｣

ｽｯと腰から剣を抜き取り構える

ﾓﾌﾞ兵｢それでは、始めっ！｣

開始合図と共に剣が交わる音が響く

ｷﾝｯ

ｷﾝｯ

ｷﾞｷﾞｯ

リヴァイの剣さばきめっちゃ凄い！

前々から色んな武器扱えるなって思ってたけど剣が一番かもっ

リ｢ほぅ、側近殿は余裕だな？｣

｢そんなことはっ｣

ｷﾝｯ

ﾁﾗｯとエルヴィンを見ると少々心配そうに見ていた

そしてもう一度リヴァイを見た時背後で何か光ったのが見えた

｢っ！リヴァイ、手帳はまだエルヴィンが持ってるよね？｣ｺｿｯ

リ｢あっ？持ってるだろうよっ！｣

もう一度剣が交わった時にスルリと流してリヴァイを背後に追いやった

ﾄｽｯ

｢っ！｣
リ｢？！サラ！！｣

思っていたとおりリヴァイの背後にいた兵士か何かを撃った

ﾄﾞｻﾘｯ

臣｢ﾁｯ…外したか。邪魔しよって。まぁいい、どちらかが動けなければ｣

リ｢てめぇ、何しやがった！｣

ｴﾙ｢サラ、大丈夫かっ！｣

たぁ…。身体が痺れる…神経系の何かか？

｢大丈夫…。そこまで害はない。でも、これはどういう事でしょうか…？陛下｣