別にいい ページ7
あの後、何とか書類を手にして団長室に向かっていた
｢急がないと…！｣
やや早歩きで廊下を突き進む
｢エルヴィーン！｣
団長室のドアに着き名前を呼びながらノックをする
｢はい！サラ入ります！｣
中でワタワタしてる声が聞こえたけど無視←
ｴﾙ｢サラ、まだ了承してないんだけどな…｣
｢？そうだった？もう私は今日、半日で疲れてしまってそんなに気が配れない｣
あからさまに疲れた振りをすると災難だったなとナナバと同じことを言われた
ｴﾙ｢まぁ、それは良いとして書類を貰ってもいいかい？｣
｢あぁ、はいコレ｣
そう言って伸ばされた手の上に書類を置く
ｴﾙ｢はい、確かに。ご苦労だったねサラ｣
｢ホントだよ！てゆうか、兵長の書類わざと私の中に入れなかった？？｣
ジトーっと見つめるとニッコリ笑って
ｴﾙ｢さぁ？なんの事かな？たまたまだよ。私も疲れているのかも｣
なんて言うから確信犯だ
｢絶対やめてよね！仲悪いの知ってるのに…確信犯だ！｣
ｴﾙ｢まぁまぁ、二人の仲が良くなれば壁外調査での作戦も広げられるだろうし｣
と、やや流され別の話題に切り替えられる
ｴﾙ｢サラ、俺はこれから訓練兵団に顔を出しに行くが…一緒にどうだ？｣
訓練生か…まぁ、来期に向けて実力者など目星はつけておきたいところか
｢ん、一緒に行く。それに今期の子達は私と同い歳でしょ？｣
友達でも作りに行くか〜とか呑気なことを考える
ｴﾙ｢あぁ、君と同じ世代の子達だ。仲良くしてやってくれ。無論、階級は上だからそれなりの立ち振る舞いはするように｣
｢はぁーい。とゆうか、前から思ってたんだけど十五歳の私に対しては何か配慮してくれないの？書類仕事を減らしてくれるとかさ｣
ただのブラックじゃんと言うと何故か笑われた…
ｴﾙ｢ははっ、君は十五歳にしてはできすぎてるからね。たまにはいいか｣
そう言って一人でうんうんと頷いている
え、なに。怖いんだけど
若干引いているとスっと前に手を出された
｢え、なに｣
ｴﾙ｢久しぶりにパパと手を繋いで行こうか｣ﾆｯｺﾘ
｢……絶対やだ！！！｣
バシンっとエルヴィンの掌を叩いて拒否した
ｴﾙ｢昔はよく繋いでくれたのに…｣
ションボリと効果音がつきそうなくらいガッカリしているのを横目に準備出来たら玄関でと伝え部屋を後にした
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星桜(プロフ) - kinakoさん» ありがとうございます！読みづらくて申し訳ないですがもう少し駄作者ワールドにお付き合いくださいm(_ _)m (1月5日 16時) (
レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - 面白かったです。周りとの関係の変化も色々と気になります‼ (1月5日 15時) (レス) @page43 id: 70f10019e9 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - おにぎりさん» ありがとうございますm(_ _)mそう言っていただけて凄く嬉しいです！ (12月19日 12時) (レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - 凄く好きです、、、！！流石にナイフ飛ばすのはいけませんよw兵長wこれからも楽しみにしてます (12月18日 21時) (レス) @page6 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2023年12月15日 22時
