別にいい ページ42
リヴァイside
審議が始まって順調に進んでいるかと思いきやクソ野郎がレストアットとかいう奴を出せと言ってきた
俺の知ってる限りそんな姓の兵士はいない
が、先日ハンジから聞いた話から推測すると至って簡単に答えは出た
「状を受けて参上致しました。“元“公爵家、サラ·レストアットです」
ほらな
出てきたら今度は反逆者だのコイツがエレンを壁内に招いたなど言いがかりをつけ始める
リ｢おい、いい加減に…｣
流石に見ていられなくて口を挟もうとした時、奴がこっちを見て唇に人差し指を当てていた
リ｢ﾁｯ…黙ってろって事か｣ﾎﾞｿｯ
それを気に食わなかった貴族はコソコソするな！とか言って苛立ちが更に増してるように見える
そんな事を知ってか知らずか奴は淡々と己のペースで話しだす
「えぇ、もちろん聞こえてますよ。貴方達、さっき私が壁内に怪物を侵入させたのではと言いましたけど…。エレンは怪物なんかではないです。それに私は貴方達の前で約束したはずですよ？」
反逆はしない。
そうはっきり言うとブラウスの裾を持ち上げて左腹に見えたのは
王家の焼印だった
リ/エ「っ？！」
俺が掴みあげていたエレンも見えたのだろう息を呑む音が聞こえた
｢忘れちゃいました？誓って私はそんな事はしない｣
いつもなら考えられないくらい低い声に騒いでいた貴族はぐっと押し黙った
リ｢…お前。その印っ｣
｢あー、時が来たら言おうとは思ってましたよ？｣ﾌﾌｯ
何が面白い。その印は地下育ちの俺でも理解できる意味だった
ハンジが言っていた王政に逆らえない。それは反逆者というレッテルと王家の印を背負っているから
過去に何があったかは知らないが、今、コイツの話し方だけでみると裏切ったのは王政だ
そう考え込んでいるとエルヴィンが話し出した
ｴﾙ｢…総統、ご提案があります｣
ﾀﾞﾘｽ｢なんだ？｣
ｴﾙ｢エレンの管理をリヴァイ兵士長に任せるのです。そして、エレンの巨人の力をコントロールしてみせましょう｣
ﾀﾞﾘｽ｢管理…。できるのか？リヴァイ｣
リ｢その事に関しては間違いなく｣
決まりだな。
押し黙った憲兵と貴族達をそのまま無視してダンっと署名印を降した
リヴァイside end
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星桜(プロフ) - kinakoさん» ありがとうございます！読みづらくて申し訳ないですがもう少し駄作者ワールドにお付き合いくださいm(_ _)m (1月5日 16時) (
レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - 面白かったです。周りとの関係の変化も色々と気になります‼ (1月5日 15時) (レス) @page43 id: 70f10019e9 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - おにぎりさん» ありがとうございますm(_ _)mそう言っていただけて凄く嬉しいです！ (12月19日 12時) (レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - 凄く好きです、、、！！流石にナイフ飛ばすのはいけませんよw兵長wこれからも楽しみにしてます (12月18日 21時) (レス) @page6 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2023年12月15日 22時
