別にいい ページ33
屋根の上に放り投げられたオーエンは私を見て青ざめていた
オ「あ、オレ…」
大して度胸もないくせに…
「仲間を巻き添えにするなって言わなかった？！」
私が大声を出すタイプでは無いと思っていたのか急に言われてビクッと肩を揺らす
「貴方一人なら好きにしていいわ！でもね、貴方が班長なら仲間の事も考えて行動しなければならない。その素質がまだ足りないわ」
ｽﾞﾌﾞｯと左肩に刺さった木片を抜き念の為に持っていた包帯で止血だけする
あとでハンジに診てもらおう
オ「す、みません。同じ歳でそんなに強いのが羨ましくてそれでっ」
ギュッと拳を握る
本当は負けず嫌いなだけで、だけどそれが裏目に出すぎて周りと上手くいかないのだろう
「もう、これは訓練じゃない。生半可な気持ちじゃ務まらない。別に私は貴方に認められなくても構わない。そういう奴はたくさんいたから。でもね、今まで一緒にやってきた仲間は大切にしなさい」
失ってからじゃ遅いのよ
オ「っ！！」
私を見上げたオーエンにはどう映っていたのだろう
「まだ、戦える？」
オ「もちろん、です！」
差し出した手を握て立ち上がる彼
「いい目よ。行きましょ」ﾆｺｯ
オ「！はい！」
とりあえず？和解した私達はエレンたちが向かった壁へと急いだ
壁付近へつくと蒸気がたっていて何やら声が聞こえる
どうやら、ビビった駐屯兵の上官がエレンを化け物扱いしているようだ
「あの人の名前なんだっけな…」
オ「あ！イーサン隊長！」
名前を思い出そうと考えていると隣を飛んでいたオーエンが慌てて声をかけてきた
「どうした？」
「アルミン達に巨人が！」
「えっ！」
ふと見ると巨人が口を開けている
エレンは消耗してるしアルミンはそのエレンを抱えている唯一のミカサをあの体制じゃ項を切れない
「間に合わないっ」
ガスを吹かしたもののこの距離からじゃ、と思った瞬間
ｻﾞｼｭ
ﾄﾞｼｰﾝ
？「おい、これはどういう状況だ」
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星桜(プロフ) - kinakoさん» ありがとうございます！読みづらくて申し訳ないですがもう少し駄作者ワールドにお付き合いくださいm(_ _)m (1月5日 16時) (
レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - 面白かったです。周りとの関係の変化も色々と気になります‼ (1月5日 15時) (レス) @page43 id: 70f10019e9 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - おにぎりさん» ありがとうございますm(_ _)mそう言っていただけて凄く嬉しいです！ (12月19日 12時) (レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - 凄く好きです、、、！！流石にナイフ飛ばすのはいけませんよw兵長wこれからも楽しみにしてます (12月18日 21時) (レス) @page6 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2023年12月15日 22時
