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「待たせたね、みんな」
「英智！待っていましたよ！」
「坊ちゃま、そう引っ付いていたら歩きにくそうですよ」
「もう！奴 隷のくせに指図するな！」
日々樹先輩がバラを片付け終わった直後に、桃李くんと生徒会長がやってきた。
…生徒会長、体調は良いのかな。
レッスンそこまでハードじゃないけど体調崩されたら困るな。
「Aさん、レッスンお願いするよ」
「…アッ、はい」
「ふふ、そう身構えなくても」
「英智、Aが英智のこと苦手だって言ってましたよ！」
「日々樹先輩いいいいいい！！！」
何でこの人知ってるの？
なに、いつからいたわけ？ほんとにさ！
気持ち悪いんだけど！？
内心暴れる心中を必死に隠して、生徒会長に貼り付けたような笑みを向ける。
やべぇこえぇよぉ。
「…そうなの？Aさん」
「いいいいいやそんなことない」
「ん？」
「ありますごめんなさい」
生徒会長に首を傾げられた。
可愛いけど怖いってこういうこと言うんだなぁ、みかくんの好みこんなんなのかな。
クッソ現実逃避するんじゃねぇよ私。
今考えるのはみかくんじゃない、生徒会長だ。
「…まぁ、そう思われても仕方ないよね。この学院には僕の事が嫌いな奴がたくさんいるんだから」
伏し目に悲しそうな顔をする生徒会長を見て、ドクリと心臓が跳ねる。
「あー、や、嫌いとかじゃないですよ、苦手ってだけです。少しだけ。ほんとに」
ごまごまと口の中で言い訳を述べていたら、ふと目の前に可愛らしい顔が現れる。
綺麗なピンク色をした、髪の毛。
「もー、おまえボクの会長と話すなよー！」
「うぇ、桃李くん」
「気安く名前呼ぶな！」
「…苗字なんだっけ」
「はぁ！？」
「嘘嘘、ごめんね桃李くん」
「また名前で呼んでる！」
そう言って変わらず目の前でぴょんぴょん跳ねるその頭に手を置き、撫でた。
あーかわいい。癒やされる。
ついさっきまで生徒会長と変で嫌な雰囲気を作っていたのを忘れ、つい小さく笑ってしまう。
すると肩に手を置かれ、声をかけられた。
そこには微笑を浮かべる生徒会長。
「Aさん、ありがとう。これからよろしくね？」
「…あ、こちらこそ？」
その言葉の意味は、今でも分からないまま。
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ひなの(プロフ) - さやえんどうさん» そうなんですね！！ありがとうございます。更新楽しみにしてます！ (2018年7月7日 7時) (
レス) id: 5c35a03f4a (このIDを非表示/違反報告)
さやえんどう(プロフ) - ひなのさん» スタジオのことをレオくんがそう呼んでいるんです！笑、コメントありがとうございますー！ (2018年7月6日 20時) (レス) id: 21f01ad133 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 質問なのですが、瀬名ハウスってなんですか？あんまり詳しくないので教えて頂けると助かります♪ (2018年7月6日 19時) (レス) id: 5c35a03f4a (このIDを非表示/違反報告)
さやえんどう(プロフ) - 羅衣奈さん» とても助かりました！ありがとうございます、ホントに遅いんですけどよろしくお願いします！ (2018年6月22日 19時) (レス) id: 21f01ad133 (このIDを非表示/違反報告)
羅衣奈 - さやえんどうさん» いえいえ、大丈夫ですよ！あれ…？と思ったので報告？させてもらいました！これからも更新頑張ってください♪ (2018年6月22日 18時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
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