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行方不明35 ページ36

_No side_

それから何時間もその場で口論やらなんやらし続け、空の色が橙色から紺色に染ってきた頃、漸くA達は別れた。

Aと真緒はその日だけで結構仲が良くなっていて、その他4人に妬まれていた。学院でも「機会があれば」という形で会ってくれはするらしい。


A「…じゃあね」


真緒「ああ、また明日な」


A「サラッと明日会えると思ってんのかよ…。まぁいいや、」


Aは真緒達に手を振りながら日和に腕を引っ張られ別の場所に行った。


日和「……楽しそうだったね、A」


A「…事実楽しかったよ。でも、『好き』という感情には矢張り結び付かないかな」


ジュン「?なんでっすか?お兄さんや弟さんならまだしも、幼馴染さんは好意を抱く可能性だって十分あるでしょ?」


純粋な疑問をジュンはぶつけた。日和も「そうだね」と言いAの口から回答を待っている。


A「……『生きててよかった』って真緒の……その幼馴染の前で言ったんだけどさ、所詮それは一時の感情に過ぎない。だって……真緒達と時間を過ごすより、日和達……『Eden』と過ごしていた方がいいと思うから。」


A「それに、言い方が悪くなるけど、俺には身体中に毒が巡ってる。茨の仕掛けた『愛』という猛毒が。だからそれに侵され続ける。……簡単に言うと、依存してるって事」


訳の分からないというふうに日和が首を傾げていると、Aは簡潔に、簡単に纏めてそれを言った。


ジュン「成程。『対価』により与えられる『微量の愛』を少しずつ与えられることで、それが当然である状況に体がなってしまう。いざ離れようとしても、与えられ続けてきた『微量の愛』が無くなると不安になって……ってことすか。」


A「そう。塵も積もればなんとやら、ってことだね」


「それも目的のうちなんじゃない?自惚れかもだけど」と付け足すと、2人は納得したようで少し口角が上がっていた。


日和「ひとまず帰ろうねっ」


ジュン「そうですねぇ」


A「2人は寮に帰ってねそろそろ」


日和・ジュン「「えっ"」」

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ルナ(自称天才☆)(プロフ) - わかりました!みてみますね! (2022年8月20日 14時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ(自称天才☆)さん» 一応続編で夏目くん書いてみましたがご覧になられましたか?でしたら感想とか改善点をお願いします。夏目くんストーリーで見たことないので口調が…。ご協力お願いします (2022年8月19日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(自称天才☆)(プロフ) - は〜い!ありがとございます! (2022年8月18日 21時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ(自称天才☆)さん» リクエストありがとうございます!まだ出てないですね!ごめんなさい!続編で出させていただきます!また何かあったらどんどんリクエストなどください! (2022年8月18日 8時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(自称天才☆)(プロフ) - こちらこそありがとうございます!リクエストなんですけど、出てたかわかんないですけど...なんかとりあえず推しが夏目なのでswitchとの交流が見たいです!よければよろしくお願いします!長文失礼しました〜 (2022年8月18日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:匿名F | 作成日時:2022年8月2日 14時

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