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伍拾玖ノ再生【制御の奨め】 ページ11

【変更】
青の時代の服は指定してなかった気がしたので、作ってまいりました。




「モノクロドレスクローゼット」様で作りました。
こうやって指定した方がわかりやすいですよね?次からそうします!
───────
_No side_

Aは寝台から起き上がり、服を着替えた。そして昨夜の瓶を片す。凡ては片し切っていなかったようだ。

それも終わると、Aは朝餐も食べずに外へ出た。


その日のAの仕事は難しいと呼べるものだった。ある組織の壊滅だ。否、組織と呼べるほど人数は居ないが、凶悪と呼べる程の犯罪を犯し、ポートマフィアの武器庫を狙っているらしい。

この仕事をAに充てたのは太宰だった。彼の意図は彼女には読むことが出来ていたらしく、大方Aが死ねばいいとでも考えたのだろう。そんなもの日常茶飯事だ。

だからこそ、彼に知られてはいけない。あの面倒な能力の事を。あれが制御できるようになるまでは、Aは唯の一般人と同じ異能力を持たざる者となっていなければ。


A「(如何制御すれば……。…今日、彼の元へ行ってみましょうかね……気が引けますが)」


Aは誰かを頭に浮かべ、任務に中った。ものの数分でそれは終わり、Aはポートマフィアから離れた或場所へ行った。


ガチャ


ギギギギ………


木製の扉を開けると、大抵この音が鳴る。この部屋の主は、この音でAが来たことを感じていた。


?「やァ、君に会うのは久し振りかな?A」


A「そうですね、"七篠(ななしの) 名無(めいむ)"さん。」


白髪で髪が腰までかかる端麗な容姿を持つこの男。七篠名無は、当て名だ。本人が自称しているだけで、完全にその名前であると云う確証は無い。


七篠「それより、如何したんだい?君から来るなんて珍しい。明日は酸でも降るかい?」


A「殺されたいんですか?」


七篠「冗談だよ、マフィアに喧嘩を売って生きていようなんて思っていないさ。で、何しに来たんだい?」


七篠は冗談と云い、笑って見せた。そして直ぐに真剣な顔になり真っ直ぐAを見る。

彼はAより年上だ。正確な年齢は教えてくれないが、「私の方が君より年上、お兄さんだ。敬い給え」と初対面の時にドヤ顔で云われたらしい。

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:匿名F | 作成日時:2022年3月6日 20時

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