【銀魂】吉原から出た遊女は距離感がわからない〜弐〜

88 眠れなかった ページ46

ＮＯside


朝


「ぜんっぜん寝れなかった…」


1人のそっとAは起き洗面所へ



「うわ…」


鏡に映る自分を見ると首には真っ赤な跡が沢山。



「なんか、吉原にいる時より吉原っぽいことしてない？」←





まさに正論である←



Aは跡をなんとかファンデーションで隠した。




「んーどうしようかなぁ。温泉はこの時間こわいし…」(83話参照)




ふと布団に戻ると晋助と神威が居ないことに気づく



「ここにいる人達は朝みんなが寝てる時にどっか行くの好きだなぁ」←


目も覚めてしまったしのどもかわいたので


何か飲み物を買いに行こうと自販機に向かった




……………




ｶﾞｺﾝｯ



「めっちゃ種類あるなぁ。お茶にしちゃったけど」



とりあえずやることも無いのでそのまま部屋に戻ろうとするA



十字路のようになっている所を真っ直ぐ進もうとしていたそのとき



ｸﾞｲｯ


「えっ？」



誰かに思い切り引っ張られるA



十字路とはいえAが通ろうとしてた所は人通りも多く広い道。だがいまAが引っ張られた方向は関係者以外立ち入り禁止の倉庫。


早朝なのもあってほとんどと言っていいほど人は来ない



そんな事を数瞬で考えていたAは気がついたら壁に追いやられていた。

いわゆる壁ドンだ


「うっ」



高「ヘェ、綺麗に隠したじゃねェか」



そう言って首元に顔を埋め言ってくる人




そう高杉晋助だ






「わっ…びっくりしたなぁ…晋助か」

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