【銀魂】吉原から出た遊女は距離感がわからない

41△▽こんなの気づいてやってるとしか思えないけど彼女は気づいてない訳であってそれは俺をただただ焦らせるわけであ（（ ページ41

銀時side

よし、とりあえず頭に冷えたタオルをのせ、熱も測った。


熱があるしやっぱり薬は買ってきた方がいいな

寝室をそっと開ける

銀「A？」


「ん…？」

辛いはずなのにわざわざ体を起こそうとするA


銀「あぁ！いい！いいよ！起きなくて！薬買いに行ってくる。他なんかいるか？」


「えぇ…」


銀「ん？」


ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ


Aのほっぺをかるく叩く


なんだか辛すぎて寝ぼけてるようだ

銀「とりあえず行ってくるからな。ちゃんと寝て待ってろy((」


ｷﾞｭ

Aが俺の足に抱きつく


「いかないで？」


ﾋﾟｰｰｰﾝ(銀さん分析中)

俺は立ち上がってる状態であり必然的に上目遣いになる


熱があり火照ってるA。


汗もかき涙目で上目遣いするA。


しかも「行かないで」なんて泣きそうな顔でいうA。


俺の足にあたる柔らかいアレ←


それに気づかないA


銀さん焦る


銀さんの銀さんも焦る←


ﾋﾟｰｰｰﾝ(ここまでで約3秒)


銀「かわいすぎんだろぉぉお…」


頭を抱えて俺は言う。


3秒間の間にあそこまで分析したというのに出てきた言葉はそれだ。



「行かないでよ〜さみしいよ…」


熱がある時ってなんか人肌恋しくなるよな、無性に寂しくなるよな。

Aはきっと今それなんだろう。



俺はしゃがみAと目線を合わせ肩を掴み言う



銀「いいか？薬を買って飲まないとAの熱は下がらないぞ？それでもいいのか？」


「…やだ」


銀「だろ？でーじょーぶ。俺早いから。すぐだから」


「んー…すぐ帰ってきてね？」


銀「あいよ」



やっと解放された。

……


その後薬を買い薬を飲んだAはみるみるうちによくなりましたとさ。



--------ｷﾘﾄﾘ線--------


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