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A ｢藤井姉妹のお父さんってどんなお菓子作ってるの？｣
隼 ｢うーん、マカロンとかメレンゲとか フランスっぽいお菓子？｣
A ｢それ、フランスのお菓子なの？｣
隼 ｢…………今度ググりま……｣
A ｢隼、静かに｣
隼と 藤井姉妹のお菓子事情について話してると。
ふいに、綺麗な歌声が聞こえてきて。
隼のお喋りを止めさせる。
隼 ｢どうかしました？｣
A ｢……講堂かな｣
隼 ｢えっ？お嬢さまー？｣
突然走り出す私と それを追いかける隼。
歌声が聞こえた方向は 確かに講堂で。
講堂は今まで行ったことないんだけど、外見がステンドグラスで出来てて……、
すごく綺麗だったから 印象に残ってて。
A ｢……やっぱここからだ｣
走って講堂の入口まで来たら。
さっきの歌声が一段と強く 頭の中に入ってくる。
そっとドアを開けて中に入ると。
A ｢あれ……｣
隼 ｢ELLYさんじゃないすか……｣
客席のはるか向こう。
グランドピアノに座っていたのは、紛れもなく あのELLYさん。
あのチリッチリスタイル、間違いない。
A ｢……ELLYさんって ピアノ弾けたんだ｣
隼 ｢しかもすごくうまいっすね｣
A ｢……あの子｣
そして その隣で気持ちよさそうに歌っていたのは。
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A ｢…………杏香……？｣
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肩で揃えた 綺麗な天使の輪を持つ
金髪の少女。
正しく あの杏香だった。
ELLYさんの隣にいるんだもん。
尚更 間違えるはずない。
けど、どうして杏香が……？
隼 ｢歌、うまいっすね｣
A ｢えっ？｣
隼の言葉に 一瞬鳥肌がたつ。
だって、本当にうまかったから。
前に鷲尾さんの歌声を聞いた時と同じ感覚。
……いや、それよりもずっと。
伸びやかで、透明な 杏香の歌声に。
自分でも すごく驚いてる。
A ｢こんなに歌うまかったんだ……｣
目を閉じて 感覚を研ぎ澄ませてみれば。
頭に入ってくる旋律は
どこまでも洗練されていて。
聞く人の心を 清くするような。
そんな歌声。
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〇〇(プロフ) - この3章泣けました｡龍友くんが夏恋ちゃんに好きだったって言ったとこを見た瞬間ぶわっと涙が出てきました･･･その後の2人の行動にも涙が出てきました｡もーこの作品ドラマ化した方がいいと思う笑(真面目に←) (2016年7月31日 23時) (
レス) id: 85e5e6131b (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - おっさやさやさん» そうなんです、変わってしまうかもなんですっ( 笑 )あぁ……どうしよう……まだエンディングを考えていなくて、タラタラ書き続けてしまいそうです( 笑 )ぜひ大事件の方、楽しみにしていただけたら嬉しいですっ( 笑 ) (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - yu1さん» たいへんお待たせしました！続編の方出来たので、ぜひ読んであげてくださいっ( 笑 ) (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - はーるさん» 本当にありがとうございます！！無事テスト終わりました〜！はーるさんはどうでしたか？( 笑 )続編の方出来たので、ぜひ息抜きがてらに読んであげてくださいっ( 笑 ) (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - もこさん» おおお！！すんごく読みたくなってきたよっ！( 笑 )大人買いするぜ〜( 笑 )教えてくれてありがとう！続編できたから、ぜひ読んでね〜！ (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょこら
| 作成日時：2015年10月25日 2時
