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裕｢いいからついてきなさい！｣
おかん口調アーンド決め顔で言う裕太くんに連れられ、やってきたのは…。
貴｢ここ、どこっすか｣
裕｢どこって、地下｣
貴｢地下ァ!!?｣
そう。
あの第一章でさんざん焦らされた(それほどでもない)地下。
ヘリの案内で屋上があることは知ってたけど、まさか地下がこんな場所だったとは…。
貴｢すごいね｣
裕｢すごいでしょ｣
へへっと誇らしげに笑う裕太くんの視界には。
ビリヤードやボウリング、お酒の並んだバーが設置され、端の方にはダーツまで立ち並んでいた。
さすが豪邸。
娯楽の規模からして違う。
裕｢けど、今日はこっち｣
目の前のビリヤードの玉に触れようとした私の手をぎゅっと掴み、なぜか娯楽とは反対側のドアの前に立たされる。
貴｢ここなに？｣
裕｢開けてみなはれ｣
なんじゃその言葉は。
と思いながらも そのドアを開けると。
裕｢じゃじゃーん！｣
貴｢…うわぉ！｣
目の前に現れたのは、とんでもなく大きなガレージ。
隅々まで掃除が行き届いた そのピカピカなガレージには、お馴染み あの黒いリムジンや、ジャンボバイクが置いてあって。
裕｢はい、これに跨ってー｣
裕太くんがﾞこれﾞと指をさしたのは、ジャンボバイクの方。
リムジンの方は見慣れてるけど、ジャンボバイクなんて見たことなかったし、一体誰が乗るんだろう…。
そう思いながらも、裕太くんの言う通り そのジャンボバイクの座席にまたがる。
裕｢はい、しっかり掴まってー｣
貴｢え？どっか行くの？｣
裕太くんの後ろに跨ったと同時に、誘拐発言をされた私。
ヘルメットを手渡され 戸惑う私を他所に、ブルンブルンとエンジンをふかす。
裕｢ほら、お嬢さま。ちゃんと掴まってなきゃ落ちちゃいますよ？｣
貴｢へっ？｣
手は腰ね？と 軽く振り向きながら言う裕太くん。
確かに事故ったら危ないよなぁ…と思いながら、渋々その手を裕太くんの腰に当てる。
心臓に響くエンジンの音と。
異性に触れる手に 余計緊張が走って。
裕｢しっかり掴まっててよ？｣
貴｢は、はい…っ｣
軽く触れる手をギュッと掴んだかと思うと。
そのまま自分の腰にグッと回して、密着する体。
…はい。
今、完全にドキッとしました。
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〇〇(プロフ) - この3章泣けました｡龍友くんが夏恋ちゃんに好きだったって言ったとこを見た瞬間ぶわっと涙が出てきました･･･その後の2人の行動にも涙が出てきました｡もーこの作品ドラマ化した方がいいと思う笑(真面目に←) (2016年7月31日 23時) (
レス) id: 85e5e6131b (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - おっさやさやさん» そうなんです、変わってしまうかもなんですっ( 笑 )あぁ……どうしよう……まだエンディングを考えていなくて、タラタラ書き続けてしまいそうです( 笑 )ぜひ大事件の方、楽しみにしていただけたら嬉しいですっ( 笑 ) (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - yu1さん» たいへんお待たせしました！続編の方出来たので、ぜひ読んであげてくださいっ( 笑 ) (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - はーるさん» 本当にありがとうございます！！無事テスト終わりました〜！はーるさんはどうでしたか？( 笑 )続編の方出来たので、ぜひ息抜きがてらに読んであげてくださいっ( 笑 ) (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
しょこら(プロフ) - もこさん» おおお！！すんごく読みたくなってきたよっ！( 笑 )大人買いするぜ〜( 笑 )教えてくれてありがとう！続編できたから、ぜひ読んでね〜！ (2015年11月5日 19時) (レス) id: 231a26bcdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょこら
| 作成日時：2015年10月25日 2時
