第48夜 手当て ページ1
「…ん…」ぱちっ
目を開けると知っている天井。そして知っている匂い。そして隣で寝てくれているジンがいた
彼を起こすまいとゆっくり起き上がる
ジン「起きたのか?」
「!ジン…」
彼によるとあれから一週間は眠っていたらしい
そしてずっと側にいてくれた…。
「…ごめんね…ジン…。私やられっぱなしで…迷惑かけちゃった…皆にも謝らないと」
ジンに触れたいけどどっちも折られてるから包帯ぐるぐるでギプス付けていて触れられない
だから…今日は…
「チュッ…」
ジン「!!」
自分から彼の唇にキスした。自分からはやっぱり恥ずかしい…でもなんだかとっても幸せな気持ちになった
ジン「謝りにいかなくていい、ここにいろ」
「!でも…」
ジン「んなもんしなくていい。それにお前を守れなかった俺の責任だ」
「そんなこと言わないで…」
ジン「ならお前も言うな、寝てろ」
ぎゅっと腰辺りを抱き締めるジン。なんだか幼く見えちゃって…
「ふふ…可愛いねジン」
ジン「…」ギロッ
(あー…地雷踏んだ…)
「あ!お腹すいたぁぁぁ!ご飯たべたーい!」
ジン「飯ならここにあんだろ?」
「んー///!!」
それからはジンの食事タイムが始まってしまった。キスがずーぅぅぅぅぅっと続いた。
まだ大人のそういう世界には入れないけど与えてくれたキスは優しくて私的にも美味しかった…のかな?
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作者名:琳 | 作成日時:2017年6月17日 11時