今日:3 hit、昨日:11 hit、合計:5,305 hit
小|中|大
10話 ページ10
「すみません、さっきのは気にしない方向で...」
すごく目が泳いでしまう。
めっちゃブロンドの人にガン見されてるのも理由の一つなんだけど…。
みんなに守られるようにつねに中心にいる美少女、その横にいる同じ髪色の秀麗な人、それぞれ個性的な美形、一般の人たちとは違う独特の"ワケあり"な雰囲気。
彼らは生徒会役員なのか...。
長い思考の渦に呑まれていると「なぁ、」と声をかけられた。
「はい、なんでしょうか」
「お前...、」
ブロンドの人にすっ、と目を細めて見られ、必死に逸らさないように見つめ返す。
「昔Quuzに頻繁に出入りしてた奴じゃねぇ?」
私が考えないようにしていたことの一つが今、少しだけ音を立てて動き出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藍くん | 作成日時:2017年9月24日 19時