地獄の合宿19 ページ29
堂島「そして何より恐るべきは周りを包むこのキャベツだ」
サボイ・キャベツ
生では青臭さが強く加熱すると上質な甘みがでる品種だ
そうして生み出された繊細な甘みが味全体の品位をたかめている…
魔法にかけられたように
四宮は卒業と同時に単身フランスへ渡り
数年の修行後パリで店を出しオーナー・シェフとなる…
肉料理を偏重しがちなフランス料理にあって
野菜に新しい光を当てた四宮の料理は国中の食通に衝撃を与えた!
…やがて美食の街の住人達は日本からやってきたその料理人に敬意を込め
こう称えるようになる
日向子「ん〜〜」
日向子〈くやしい…悔しいけど美味しいです!〉
ドナード〈ごく一般的な郷土料理を研ぎ澄まされた感性で紡ぎ直し〉
関守〈高級レストランでも出せるレベルまで押し上げている…〉
堂島〈ふわりと溶ける鶏肉のムースとそれを包むキャベツの若々しい甘さが口の中を…そして体中を包んでいく!舌に躰に…味の魔力が漲るようだ!〉
これは…魔法!!
YES!マジカル☆キャベツ
A(ー_ー)ん? (つд⊂)ゴシゴシ
日向子「はふ〜堪能しました」
四宮「おいどうだよ水原?お味の方は」
水原「四宮に関する記憶を消して食べられたら完璧だった」
四宮「へぇ…そいつはお気の毒だ」
堂島「しかし意外だったな四宮…」
堂島「俺はてっきりお前の店
四宮「ハハッ…冗談きついですね堂島さん…相手はまだ学生ですよ?俺がそんな無慈悲な真似するとでも?」
関守〈やりそうだ…〉
ドナード〈二度と料理が出来なくなるほど叩き潰しそうだ…〉
A〈やりそうだな〜〉
堂島「…」
美食の激戦区パリの一等地に店を構え闘い続ける新進気鋭のシェフ
その俺が学生なんかに負けることなどありえないという至極真っ当な驕り
つけいる隙があるとするなら
恵「どうぞ召し上がってください」
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あかね(プロフ) - 氷花さん» 確かにそれがいいですね!最近更新できなくてスミマセン😥できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2022年9月4日 0時) (レス) id: 7f4f4b9282 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、夢主人公のスタジエール先はハルヒたちの学校がいいと思いますよ。 (2022年9月3日 17時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 氷花さん» いつもありがとうございます。とても助かります! (2022年8月18日 5時) (レス) id: 7f4f4b9282 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、何かあったらサポートします。これからも頑張ってください。 (2022年8月17日 19時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 氷花さん» コメントありがとうございます!秋の選抜…悩んだんですが無理に原作を変えるのも嫌ですし個人的に葉山くん好きなので夢主人公は運営に回そうかと思ってます。ハルヒたち…その発想はありませんでした!うまく繋げられたら呼びたいと思います! (2022年8月16日 22時) (レス) id: 7f4f4b9282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2022年8月12日 11時