悩みどころ ページ9
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濱「親父のやつなに考えたんねん」
朝からずっと秘書のことでイライラしててAも
「大丈夫？」ってコーヒー入れてくれて
濱「ありがとうな、」
貴「これぐらいしか出来ないから笑」
そばにいてくれるだけで十分なんやけどなって思いながらも、秘書のことを考える
貴「いいですよ、秘書雇っても」
まさかの言葉やった
濱「なんでなん？」
貴「そうやって悩まされるぐらいなら、めんどくなる前に、雇ってしまえばあとあと楽やろ？」
濱「お前はそれでええんか？」
貴「タカヒロさんを信じる。私の隣にいてくれるってあれだけ言ってくれたし笑」
濱「そりゃそうやけど…」
貴「また家に来て説得されるぐらいどうでことないって思ってたんやけど、やっぱり長引くよりすぐに決めた方が楽かなって笑」
濱「まぁ、Aがいいならそうするわ」
貴「浮かない顔やね？」
濱「お前分かっとるんか？あの秘書は俺に好意を持ってんねんで？やからあの人も飽きらめんと家に来るんやんか」
貴「あんな綺麗な秘書さんやから絶対なんかあるとは思ってた…やっぱり好意持ってたんやなぁ。」
濱「…それでもええんか？」
貴「いい、仕事だけの関係なら許す。けどもし、手を出してきたらその秘書をクビにして！」
濱「…ええよ」
貴「え、ええの？少し冗談で言ってみたんやけど…笑」
濱「俺は社長やで？クビにするぐらいの権力はある」
貴「そうかもしれんけど…その人の人生を狂わすのもなぁみたいな、アハハ…」
濱「俺がお前を思う気持ち本気なん分かる？」
俺はそれぐらいお前をあいしてんねんで？
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作者名：美夜唯 | 作成日時：2019年1月23日 20時
