ただただあなたが好きなんです !2 〜短編集〜

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そして、夜の23時


『そろそろ寝るか』



「そうですね」

俺たちはベッドに行った。


ただ彼女のベッドはシングルだから
2人で寝るには狭い。


だから俺は


『ソファで寝るよ』


と言った。すると



「最後のお願い、いいですか？」



と、ソファへと向かう俺のパジャマの裾を

つかんでそう言った。






「今日は私のことギュッてしながら隣で
寝てください」





なんや、こいつ…








可愛すぎるやろ



少し目線をそらして頬を赤らめる彼女は
かわいすぎる。


『おう、一緒に寝よう。ぎゅーしたるわ』



「本当ですか⁈ありがとうございます」



そして、俺たちはベッドに2人で入った



『ほんとにこんなのでいいの？
欲しいものとか無いの？』



「私は、まさ君といれるのが一番嬉しいので」




と微笑んだ。


可愛いこと言ってくれるな〜っ！



「あっ、まさ君もういっこ頼んでもいい？」


『ん？言ってみ』








「会えなくてもいいので、連絡少なくてもいいので、ずっーと私を好きでいてください」





俺はついつい、目を見開いてしまう。


久しぶりに会ったAは前よりも少し
大胆で素直だった。





『そんなん、当たり前。俺こそお願いするわ』




って返したら、


えへへ笑

と笑った。


数分後、眠りについた君のおでこにキスをした。



『愛してる』





そのとき、一瞬で

Aの顔が赤く染まったことは

気づかないフリをしておこう。


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理子さんリクエスト

更新遅くなってしまいすみません！

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