16 Yサークルの謎2 ページ26
No side
ラントからの指示を受けて2匹が建物を出ようとしたその時、ピラミッド型の構造物の先端が光り、何かが現れた。
フウ「ちょっと待ってくださいなのだ！」
ライ「何かが出てきたのだ！」
ラント「なに!? わかった。そのまま監視を続けてくれ。」
現れたのはは2足歩行の猫型の怨霊のようだ。
ゴロミ「ふぁ〜ぁ ん？ アンタら何？」
ジンペイ「お、お前こそなんだよ」
ゴロミ「アタイは妖怪ゴロミちゃんだよ。」
小間「妖怪？」
ジンペイ「怨霊か？」
ゴロミ「やれやれ何も分かってないな。」
ゴロミ「いいか？妖怪と怨霊は似ているようで全然違う。」
ゴロミ「怨霊は死んだ人間の強い思念が生物のような形に具現化したもの。極めて不安定な存在。だから思念が果たされれば成仏する。」
ゴロミ「一方妖怪は怨霊が安定した存在。独自のアイデンティティを持っていて、怨霊よりワンランク上と言える。」
小間「怨霊よりワンランク上の存在…」
ジンペイ「アイデンティティってなんだ？」
マタロウ「そっちかい!」
ゴロミ「フンっ。わかったか！ワンランク上のアタイの価値が！」
メラ「そのワンランク上がなんでこんなところにいるんだよ。」
ゴロミ「あれっ。何でだろう… 確かなんかエラい人に頼まれたような…」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ゴロミの記憶
???「頼んだぞ」
ゴロミ「わっかりましたぁ〜！」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ゴロミ「とにかく！なんかお前たちの冒険について行かなきゃ行けない気がする。だからついて行ってやるよ〜」
ジンペイ「はぁ？なんだよその上から目線。」
ゴロミ「それよりお前たちまだ気付いてないのか？」
マタロウ「気付くって何を？」
ゴロミ「あの奥の壁の近くの方からアタイと同じ妖怪の匂いがする。しかも2匹。」
フブキ「どこどこ？」
ジンペイ「言われてみれば俺も感じる気がする」
メラ「捕まえろぉぉぉ!!」
気配を感じたジンペイ、ゴロミが確保に向かう。
フウ「なんかこっちに来たのだ！」
ライ「見つかったのか？」
フウ「逃げるぞ！」
2匹は走り出したがもう遅い。
スタートダッシュの差で2匹とも確保されてしまった。
フウ「うう〜無念！」
ライ「離せ〜！」
続きます！
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てるみん(プロフ) - アサリさん» 読んでくださってありがとうございます！しばらく更新出来ていなかったのですが、これからはぼちぼち更新していきたいと思いますので、ぜひ続きを楽しみにしてくださいませ^_^ (2021年4月4日 4時) (
レス) id: d15210a966 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - これ最高でした！この続きを書いてください (2021年3月21日 21時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - レン元瑠偉さん» ラントくんかっこいいですよね！更新頑張ります！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!! (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
てるみん(プロフ) - そら*フィアさん» 更新頑張ります！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: 5f2df44951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てるみん | 作成日時：2020年4月15日 4時
