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「昨日の夜さ、覚えてる？」
記憶を遡っても深澤さんとお酒飲んでたところまでしか記憶になく、なぜここにいるのか、なぜ蓮のベッドで寝てたのか、さっぱりで
「なに...わたしなんかした...？」
目元だけ布団から出して、蓮を見る
「A、落ち着いて聞いてね」
「わたしもしかして...」
慌てて着衣を確認する
身につけているのはわたしの服では無い、多分蓮のものであろう大きなシャツ1枚とかろうじて下着のみだと今更気づいた
けど、万が一...
「ふふっ。安心して、そういうことは一切してないから」
「え？」
「これから話そうとしてるのに、慌てて確認し出すからちょっと面白かった」
「蓮が深刻そうな顔して言うから...！」
わたしは本気で焦ったのに、それすらも蓮に笑われるなんて、不覚だ
けど、よくよく考えれば蓮が泥酔してる人相手に手を出す性格だとも思えない
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作者名：優夛 | 作成日時：2022年11月29日 0時
