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次の日
カーテンから差し込む日差しの眩しさに思わず「んん〜」と唸り、目を覚ます
「あれ？」
頭上に置いている時計に手を伸ばしたのに、そこに常にあるはずの時計が無い
よくよく見るとわたしのいつものベットでもない
「え、あれ...？ここどこ？」
起き上がり周りを見渡しても、やっぱり知らない空間で
インテリアから男性の部屋であることは認識できる
深呼吸だ、わたし
「は？え？」
鼻に抜ける懐かしいにおいに余計に頭が白くなる
「Aおはよう。何キョロキョロてるの？そんな俺の寝室面白い？」
いつからいたんだ...
寝室のドアに寄りかかり、ふふっとわたしに笑いかけるこの部屋の住人
思わず布団をもう一度頭まで被った
布団、頭まで被ったはいいけど、彼のにおいが余計に近くに感じられてしまって、困る
「Aさーん？」
「蓮...」
「うん、蓮だよ。目黒蓮です」
あぁ、やっぱり蓮なんだ
とても夢であって欲しい...
ずしっとベットに腰掛ける蓮
その重みに現実であることを突きつけられているみたい
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作者名：優夛 | 作成日時：2022年11月29日 0時
