ki・ta・ku ページ8
『ふ、ふぁ……あ、のぶー。
おはよ。』
「おはよう、A。朝ごはん作ったから食べよう?」
のぶが朝ごはんを作ってくれた。
なんか申し訳ないな。こっちが泊まらせてもらった身なのに。
『ごめんね?朝ごはん作ってもらって……』
そう言うと、おでこにデコピンされた。
「いいの、僕も実際Aに迷惑ばっかかけてるんだから。
Aはそういうの、気にしなくてもいいんだよ?」
のぶってなんでこう、めんどくさい時とかっこいい時の差が凄いんだろう。
「今なんか変なこと考えたでしょ〜」
『えぇ、考えてないよ(笑』
「むぅ〜、もういい!ご飯食べる!」
『のぶかわい〜www』
なんか……和むな。
のぶと付き合ったらこんな日常になるんだろうなぁ。
「ほらA!今日はスペシャル朝ごはんだよ!」
わたしはそのごはん?に目を疑った。
だって食卓に並べてあったのは、ババロア、ショートケーキ(もちろんワンホール)、ゼリー、寒天、大福まだまだ甘いものだらけである。
『のぶ、よくこれを朝から食べようと思ったね。』
「え?いつもはババロアとショートケーキを朝に食べるよ!」
もうこれはごはんなどでは無い。ただのスイーツだ。
……なんかわたし、のぶの家に来てから甘いものしか食べてない。
「いっただっきまぁす」
『い、いただきます……』
食し中……(書くのめんどくさい←)
『ごちそうさ……うえっ』
「ごちそうさまでしたぁ!」
わたしがなんとか3分の1を食べてうえっとなっているのに対して、のぶは残り3分の2を食べてまだまだ食べれます感をだしている。
ったく、化け物だな。
「ふぅ、これからスイパラいこっかな!Aは?今日仕事?」
のぶのお腹どうなってんだよ……。
えーと、今は午前9時、仕事は午後2時からだから、そろそろ帰宅して色々準備しに家に帰ったほうがいいかも。
『ごめんのぶ、仕事だからそろそろ帰るわ。』
のぶはシュンと悲しそうな顔をした。
……kawaii。わたしより。
ソファーの横にあったカバンから携帯用のくしで最低限の身だしなみを整えてからカバンを肩にかけて、玄関の方へ向かう。
『それじゃ、のぶ。お邪魔しました。』
「はーい、じゃーねー!」
のぶの家を出て、駅の方へ向かう。
変装をして無かったので、途中AAちゃんですか?と聞かれながらの帰宅だったので、いつもより帰宅時間が長くなった。
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れいれい(プロフ) - 咲姫さん» ありがとうございます〜!そしてすみません、昨日に作れなくて……!頑張って早めに作ります! (2016年9月11日 9時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - 続編まで作っていただけるなんてすっごく嬉しいです!!続編が出来たらこれからもっともっとこの小説が待ちどうしくなりますねー(笑)(*´ ˘ `*) (2016年9月11日 0時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
れいれい(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!なるべく更新速度上げたいと思います! (2016年9月10日 20時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
アリス - この小説がとても大好きで更新を楽しみにしてます!!!! (2016年9月10日 16時) (レス) id: 2723d2a420 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - そんな事があったなんて知らなかったです!今日は更新してくださりありがとうございます!!今回のお話もすっごく面白かったです!これからも頑張って下さいね!!毎日楽しみに応援しています(*´ ˘ `*) (2016年9月8日 23時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいれい | 作成日時:2016年8月20日 22時