のぶと再会 ページ33
ある日、わたしは街中を歩いていた。
そして移動をするために電車に乗ると、席が空いていなかったので渋々空いてる手すりまで移動する。
何事もなく電車に揺られ、下車駅まであと3駅。
そんなときにわたしは気づいてしまったのだ。
なんと目の前に座っていたのは誰でもない、岡本信彦なのだ。……多分。
彼は今、本を読んでいる。
……あれ、これはなんか聞いたことあるぞ。
あぁ、のじー(兄)さんがおのゆーさんを見つけた話か。
っていうことはツイッターで相談するのがいいかな。
そう思い、おもむろにスマホを取り出す。
AA @ーー
電車なう。
立っているのだが、目の前の座っている男性が岡本信彦にそっくりなんだけど……、どうしたらいいかな?話しかけた方がいい?ちなみに彼は今本を読んでおるけどどうしたら(・_・;
ーーーーーー
モブ1 @ーー
のぶならAちゃん大丈夫でしょ〜!
ーーーーーー
モブ2 @ーー
まずはメールしてみたらどうでしょうか。
目の前の男性のスマホがなったらのぶってことです!
ーーーーーー
モブ3 @ーー
それって昔同じようなことが起こったよねwww
こんなことあんの〜?
ーーーーーー
2、3分前に呟いたばかりなのにすぐアドバイスやらなんやらきた。
しかも全員女性。
のぶの話題だとこんなに女性から来るんだなぁ。
取り敢えずモブ2さんの作戦を実行!
LINEでのぶの名前を見つけ、買いたてのスタンプを送る。
すると、目の前ののぶ?の携帯が鳴った。
……のぶ確定。
それにのぶが気づき、不思議そうな顔をする。
わたしはもう一度LINEを開き、[前見て]と打って送った。
「あっ、A!」
『ちょっ、のぶ!そんな大きな声出したら!』
「……はっ!」
案の定、周りがざわつく。
「あれってAちゃんとのぶだよね?」
「やばい、俺ファンなんだけど。」
「ツイッターでAちゃんがのぶっぽい人見つけたってこの電車だったんだ〜」
わたしはのぶを引っ張って他の人に紛れて今着いた駅に降りる。
わたしの下車駅じゃないけど今日休みだし、大丈夫。
のぶは仕事……?そしたらまずいかも。
『のぶって今日仕事?』
「いや、違うよ〜!今日暇だからどっか行こっかなって思ってたんだけど、ちょうどAに会えたしラッキー!」
お互い休みだったので適当に遊ぶことにした。
なんか気付かないうちにスイパラに向かっているのは私たちの習性だろう。
370人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいれい(プロフ) - 咲姫さん» ありがとうございます〜!そしてすみません、昨日に作れなくて……!頑張って早めに作ります! (2016年9月11日 9時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - 続編まで作っていただけるなんてすっごく嬉しいです!!続編が出来たらこれからもっともっとこの小説が待ちどうしくなりますねー(笑)(*´ ˘ `*) (2016年9月11日 0時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
れいれい(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!なるべく更新速度上げたいと思います! (2016年9月10日 20時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
アリス - この小説がとても大好きで更新を楽しみにしてます!!!! (2016年9月10日 16時) (レス) id: 2723d2a420 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - そんな事があったなんて知らなかったです!今日は更新してくださりありがとうございます!!今回のお話もすっごく面白かったです!これからも頑張って下さいね!!毎日楽しみに応援しています(*´ ˘ `*) (2016年9月8日 23時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れいれい | 作成日時:2016年8月20日 22時