空気がピリピリしてる……気がする。 ページ19
『おはようございまーす……』
とうとう来てしまったキラビRの収録日。
もう1人のゲストの子はまだ来ていなかった。
いい人だといいけど。
ほら、香菜ちゃんとかとまっちゃんとか。
江口くんが昨日、俺がサポートしますね!とか言ってきたので、よっぽどは良平さんと気まずくはならないであろう。
「あ、Aちゃーん!おはよ〜♪」
スタジオに入って誰も話しかけてくれず戸惑っていたところ話しかけてきてくれたのは代永さん。
4話でしろながよくさんとかほざいてすみませんでした。
『おはようございます、代永さん!』
「あのね〜、Aちゃんさ。この間、ツイッターに載せてたパンケーキあるでしょ?
それ美味しそうだなぁって思って!
今度連れてってよ!」
あぁ、のぶと行ったカフェのパンケーキか……。
本当、のぶといい、代永さんといい。
女子力がお高い。
『もちろんです!!』
会話が一区切りついたところで、いつ話しかけようかとオロオロしていた江口くんが話しかけてきた。
「おはようございます!!」
『お、おう。おはよう、江口くん。』
江口くんは静かめの声で
「なんか、空気がピリピリしてませんか……?」
と言ってきた。
「実は、Aちゃんは知らないと思うんだけど。
今日のもう1人のゲストが……」
ガチャ
「おはよぉございまぁすっ、今日はよろしくお願いしますぅ」
なんと、今日のもう1人のゲストは金井由紀ちゃん。
こりゃスタジオもピリピリするわな〜
「Aさん、大丈夫ですか?」
江口くんが心配して声をかけてくれた。
『うん、大丈夫。』
こちらに気づいた由紀ちゃんは挨拶をしに来た。
「江口さん、代永さん、Aさん。今日はよろしくお願いしますぅ。」
「うん、よろしくね、金井さん。」
代永さんなんか由紀ちゃんをガン無視。
「ね〜え〜、Aちゃ〜ん。今日飲みに行かない?」
「俺も行きたいですっ!」
「えぐっちーも?まぁいいや。今日は全部えぐっちーもちね♪」
『江口くん、ごちそうさまでーす!』
「えぇ、もう。しょうがないな。」
そんな光景を見た由紀ちゃんはわたしと一瞬目があったとき、わたしを睨んでいた。
そして一瞬で笑顔に戻り、
「あ、みなさぁん。わたしぃ、木村さんのところに行かなきゃなのでぇ失礼しますねぇ。」
由紀ちゃんをものすごい笑顔で見送った代永さんはなんだか初めて怖いと思った。
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れいれい(プロフ) - 咲姫さん» ありがとうございます〜!そしてすみません、昨日に作れなくて……!頑張って早めに作ります! (2016年9月11日 9時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - 続編まで作っていただけるなんてすっごく嬉しいです!!続編が出来たらこれからもっともっとこの小説が待ちどうしくなりますねー(笑)(*´ ˘ `*) (2016年9月11日 0時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
れいれい(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!なるべく更新速度上げたいと思います! (2016年9月10日 20時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
アリス - この小説がとても大好きで更新を楽しみにしてます!!!! (2016年9月10日 16時) (レス) id: 2723d2a420 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - そんな事があったなんて知らなかったです!今日は更新してくださりありがとうございます!!今回のお話もすっごく面白かったです!これからも頑張って下さいね!!毎日楽しみに応援しています(*´ ˘ `*) (2016年9月8日 23時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいれい | 作成日時:2016年8月20日 22時