スイパラへ出陣じゃぁぁぁ!!! ページ13
今日は駅前にできた新しいスイパラにのぶと出陣。
ということで駅のシンボルの銅像の前でのぶと待ち合わせ中。
するとのぶが可愛らしくこちらに走ってきた。
「ごめん、遅れた!A、ちょっとごめん!」
のぶはわたしの腕を掴んでスイパラとは逆の方向へ走り出した。
『ちょっ、のぶ!こっちスイパラじゃないよね!』
「さっき!来る時良平さんを見たんだ!」
『えっ!休みまで尾行するの!?』
それに良平さんだって休みとは限らない。
その考えを察したのか、のぶが口を開いた。
「良平さんも今日休みだよ!
だから良平さんもって思ってスイパラ誘ったんだけど、断られちゃってあやし〜な〜って考えてたら目の前に良平さんが通ったの!
こんな偶然あると思う〜?」
のぶは浮気の尾行調査をしている割にはにこにこしながら走ってる。
『ねぇのぶ……?こっちって良平さんの家の方面だよね……?』
それに気づいたのぶは走るのを止める。
急に止まったので少し転けそうになった。
「良平さんに電話してみる……?」
『なんて?』
「お家訪問して良いですかって。」
よくやるな……のぶ。かなり勇気のいることだってすぐできちゃう。
「……あ、もしもし良平さーん?のぶです〜、信彦です〜。お疲れ様です、offだけど〜!
今良平さんの家の近くにいるんですけど、家行っちゃって良いですかねぇ?」
もう電話してるし。だめだったらどうするつもりなのだろう。
「えぇ、だめですか。わかりました、今日は大人しくAと江口くんの家でも行きます〜……」
え、江口くんの家に行くの!?
「だめだって〜。だからきっとoffだって言ってた江口くんの家にいこう!」
『……電話したら?』
なんて言わなくてももうのぶは江口くんに電話をかけていた。
「あぁ、江口く〜ん?うんお疲れ!江口くんさ、今日空いてる?
……あ!本当?じゃあ今からAと家に行くね!30分くらいで着くから!
バイバーイ!」
きっとのぶのことだ、江口くんの了承を得る前に行くね、なんて言ってぶちぎったのだろう。
『大丈夫なの?』
「うん、えっと最寄り駅は……ここから5駅ぐらいだよね。
よし、行こう!」
わたしは江口くんに心の中で謝ってのぶについていった。
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れいれい(プロフ) - 咲姫さん» ありがとうございます〜!そしてすみません、昨日に作れなくて……!頑張って早めに作ります! (2016年9月11日 9時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - 続編まで作っていただけるなんてすっごく嬉しいです!!続編が出来たらこれからもっともっとこの小説が待ちどうしくなりますねー(笑)(*´ ˘ `*) (2016年9月11日 0時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
れいれい(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!なるべく更新速度上げたいと思います! (2016年9月10日 20時) (レス) id: 1f0914826e (このIDを非表示/違反報告)
アリス - この小説がとても大好きで更新を楽しみにしてます!!!! (2016年9月10日 16時) (レス) id: 2723d2a420 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫 - そんな事があったなんて知らなかったです!今日は更新してくださりありがとうございます!!今回のお話もすっごく面白かったです!これからも頑張って下さいね!!毎日楽しみに応援しています(*´ ˘ `*) (2016年9月8日 23時) (レス) id: 518ec1d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいれい | 作成日時:2016年8月20日 22時