よんじゅう。 ページ42
・
｢…は…、俺、は…｣
｢…からだが…楽だ…｣
｢……僕は、何して…｣
『よかった、』
この気味悪い霊力の源となっていたのが、ネックレスだった
それを壊してしまえばこっちのもんってこと
｢ｹﾎｯ、何やってくれてんの…!どき、なさいよ…ｺﾎｯ!｣
ぎりぃとAの腕を引っ掻き、抵抗する亜生子
やがて血が垂れ、亜生子の頬に落ちる
するとチャキ。と亜生子の喉元に鋭く光る刃先が当てられる
その刃先を辿っていくと、三日月が冷たい目で見下ろしていた
｢…昨日も忠告したんだが…見習い如きが調子に乗るでない。まぁ、俺が1番怒っているのは
＿Aに傷を付けた事だがな。｣
｢ｯ…!｣
蛇に睨まれた蛙、とはまさにこの事だろう。
すぐさまAの腕を引っ掻いてた手を離す亜生子
『三日月、ありがとう。刀しまっていいよ』
｢…此奴の首をとらんと気が済まない｣
『貴方のその綺麗な刀を此奴の血で汚したくない』
｢…あいわかった｣
渋々と刀を納める
喉元に突き付けられた刀のせいで上手く息ができてなかったのか、刀が離れた途端、荒々しい呼吸を繰り返す亜生子
そんな亜生子を軽蔑の目で見て、口を開いた
『＿見習いとは、審神者になる為研修し、学ぶ者。
審神者とは、付喪神からしたら"主"となるが、
本来ならば審神者含め"人間"は、"神"より下で、誠意を示さなくてはならない。
＿今迄を拝見すると…研修者としての自覚は無、自分を棚にあげ、挙句の果てには付喪神を利用する…
貴方の行為は、違反と見られます。
＿よって、貴女をこの本丸から追放し、政府でそれなりの刑罰を受けてもらいます。』
｢…ど、ゆう事…ｯ、あんたに、言われる筋合いはないわ…!認めない!｣
『認めないも何も、周りをよく見て下さい。私の言葉に反論する人は誰もいませんよ?』
バッと周りを見渡す亜生子
刀剣達は皆、本体に手をかけていた
｢ｯ、何様のつもりよ…たかが妹の分際で…!｣
『何って…あぁ、申し遅れました。』
・
・
『＿どうも、廃人回収者です。』
にっこりと笑った
そしてAは、あぁ、と思い出した様に口を開けた
『拒否権はありません』
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おしるこぉ - おじいちゃん…いいぞもっとやれ(歓喜)面白いです！めっちゃ加州可愛い。好き。生きる糧。(切実) (2019年4月6日 23時) (
レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
壊回 - 甘楽ちゃんさん» まぁなんだその…黙れ。でアレかなとは思ったけどコメ欄に居るとはww作者さんではないのに接触すみません (2019年1月6日 9時) (レス) id: bb18195b30 (このIDを非表示/違反報告)
甘楽ちゃん - さぁて、1番右の星さんをクリック！作者さんは私と気が合うかもしれません！笑実は私嘘を付いてる人を極限まで追い詰めるのが好きなんです！自分でも悪趣味だなと思います笑続編も評価とコメントしますね！ (2018年4月3日 1時) (レス) id: dc43f18b65 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - んっふｗｗんふふｗｗ最後・・んふｗｗあははｗｗもうダメｗｗｗ (2017年8月5日 19時) (レス) id: 9a4aaf331d (このIDを非表示/違反報告)
鉄仮面 - …なんか、スッキリしました。ありがとうございました (2017年6月26日 20時) (レス) id: 3d2002175f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2015年9月27日 19時
