さんじゅうさん。 ページ35
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｢気持ち悪いんだ…｣
『気持ち悪い?』
｢…それだけじゃない。胸がムカムカして、頭がクラクラして、無性に誰かを殺したくなるんだ｣
亜生子が審神者になった今、
予想以上に、ここ(本丸)はヤバイのかもしれない。
安定が言うには、
黒くドロドロした生暖かい何かが、身体中を蝕んで、思い通りに動けず、操られている感覚になる事があるらしい。
そして、この体験をしたのは安定だけではないみたいだ
｢…何か忘れてるんだ…
凄く大事な記憶だったのに、思い出せない…｣
『安、定…』
｢怖い…怖いよ、皆の事も忘れたらどうしよう…
Aの事も忘れてしまったら僕は…ｯ｣
Aに縋り、苦痛を叫ぶ安定
『(なんで…)』
…おかしい。
＿この短期間で、亜生子の霊力はこんなにも大きくなるのか？
だって、昨日までは少し異様だっただけなのに、一夜でこんな変わるの?
おかしい。
＿このどす黒くて生々しい霊気はどこから流れ出ている？
もし、仮に、亜生子から流れ出ているとするなら、
あいつは、死ぬ
こんなにも汚く異常な力を放出し続けていたら、自分の身まで滅びてしまう
『何なんだよまじで…』
無茶苦茶過ぎるだろ…
あーもー、
今更考えても意味無いな。
『1発で仕留めんぞ』
｢…ﾋｯｸ…しと、める…?｣
『ｱｯ､何でもないよ!』
安定が居るの忘れてた←
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・
｢はい｣
『うぅ…ありがと、お姉ちゃん、山姥切』
三日月の腕の中でうたた寝してたら、勢いよく部屋に滑り込んで来たお姉ちゃんに起こされて、頬の治療をしてもらった
｢本当は薬研とかがいいんだけどね…頼みに行こうとしたら一期に、ね…｣
『あっ...(察し)
お姉ちゃん、殺されそうにならなかった？』
｢大丈夫。山姥切が助けてくれたから!｣
『ううん…安心していいのか悪いのか…』
お姉ちゃんの事だから、結構な騒ぎを起こしたんだろうなぁ
｢そういえば…亜生子ちゃん、いないらしいよ｣
『へぇ、何で?』
｢あぁ、それなら俺が、
でぇと?とやらを頼まれてな、俺が万屋で待ち合わせにしようと言っただけだ。まぁ俺はこの通り行ってないが｣
はっはっはっ、と笑う三日月
『つまり放置!?』
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おしるこぉ - おじいちゃん…いいぞもっとやれ(歓喜)面白いです！めっちゃ加州可愛い。好き。生きる糧。(切実) (2019年4月6日 23時) (
レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
壊回 - 甘楽ちゃんさん» まぁなんだその…黙れ。でアレかなとは思ったけどコメ欄に居るとはww作者さんではないのに接触すみません (2019年1月6日 9時) (レス) id: bb18195b30 (このIDを非表示/違反報告)
甘楽ちゃん - さぁて、1番右の星さんをクリック！作者さんは私と気が合うかもしれません！笑実は私嘘を付いてる人を極限まで追い詰めるのが好きなんです！自分でも悪趣味だなと思います笑続編も評価とコメントしますね！ (2018年4月3日 1時) (レス) id: dc43f18b65 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - んっふｗｗんふふｗｗ最後・・んふｗｗあははｗｗもうダメｗｗｗ (2017年8月5日 19時) (レス) id: 9a4aaf331d (このIDを非表示/違反報告)
鉄仮面 - …なんか、スッキリしました。ありがとうございました (2017年6月26日 20時) (レス) id: 3d2002175f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2015年9月27日 19時
