にじゅうに。 ページ24
・
『失礼します!』
スパーンっと部屋の襖を思い切り開けた
そこには手入れが終わって横になっているいち兄、柱に寄りかかっている鶴丸、他の太刀の人達がいた
私は先に、1番近くにいた鶴丸さんに駆け寄った
『つ、鶴丸さんんんん!?
だだだ大丈夫ですか!?』
｢あぁ手入れを受けたからな！もう大丈夫だ！｣
にかっと元気に笑う鶴丸
でも体中にある傷は痛々しい
『無理しないで下さいよ…』
両手で鶴丸の手を包み込む
そしてバレないように霊力を注ぐ
亜生子が治しきれなかった細かい傷まで治るように
｢！…こいつぁ驚いた…｣
『？何のことですか？』
とぼけたように首を傾げる
｢…A、ありがとな｣
『いえいえ、鶴丸さんの為ですから』
そう言って、すくっと立ち上がって今度はいち兄の近くに駆け寄る
『いち兄、大丈夫？』
｢、、、ん、A？｣
『はい、お疲れ様です』
いち兄の傷だらけの手を優しく握って、鶴丸同様、そっと霊力を流し込む
｢、、、Aの手は心地よいですな｣
『いち兄の手もあったかいです』
＿いち兄が眠ったのを確認して、山姥切の所に戻る
他の太刀さん達に会釈して部屋を出た
｢、、、あの方は綺麗な霊力を持っているんですね｣
｢おや、お前も気づいてたか｣
｢俺なんか山姥切に睨まれたぞ!｣
｢自分もAに注がれたいわー｣
｢明石殿、お覚悟｣
｢寝てたんやないんか!?｣
他の太刀も気づいてた何て、Aは知らない
・
次にAと山姥切が来たのは、にっかり青江と大倶利伽羅が居る手入れ部屋だ
『失礼します』
中に入ってみると、既に亜生子はいなくていたのは2人だけだった
｢あれ、どうしたんだい？｣
｢、、、｣
Aは大倶利伽羅とにっかり青江に近づくと2人の手をとった
『ご無礼を、お許し下さい』
驚いている2人を無視して霊力をまた注いだ
みるみる内に細かい傷が癒えていく
山姥切はその光景を黙って見ているだけだった
｢、、君は＿｣
何かに気づいたにっかり青江が口を開いた時、＿
『し、失礼しましたああああ』
｢ぅおっ、、、｣
Aは山姥切の手を掴んでもうスピードで手入れ部屋から逃げたのだった
｢な、何だったんだ？｣
｢、、、ふん｣
(『緊張した、、、！』)
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おしるこぉ - おじいちゃん…いいぞもっとやれ(歓喜)面白いです！めっちゃ加州可愛い。好き。生きる糧。(切実) (2019年4月6日 23時) (
レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
壊回 - 甘楽ちゃんさん» まぁなんだその…黙れ。でアレかなとは思ったけどコメ欄に居るとはww作者さんではないのに接触すみません (2019年1月6日 9時) (レス) id: bb18195b30 (このIDを非表示/違反報告)
甘楽ちゃん - さぁて、1番右の星さんをクリック！作者さんは私と気が合うかもしれません！笑実は私嘘を付いてる人を極限まで追い詰めるのが好きなんです！自分でも悪趣味だなと思います笑続編も評価とコメントしますね！ (2018年4月3日 1時) (レス) id: dc43f18b65 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - んっふｗｗんふふｗｗ最後・・んふｗｗあははｗｗもうダメｗｗｗ (2017年8月5日 19時) (レス) id: 9a4aaf331d (このIDを非表示/違反報告)
鉄仮面 - …なんか、スッキリしました。ありがとうございました (2017年6月26日 20時) (レス) id: 3d2002175f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2015年9月27日 19時
