にじゅう。 ページ22
『山姥切っ』
駆け寄って山姥切の身体を起こし、支える
ひと目でわかる、重傷だ。
『ちょ、これやばくね』
被っていた布が取れて顔が露になる
苦しそう顔を歪め、呼吸が乱れている。
すると薄らと目が開いた
『山姥切さん、直ぐ手入れ部屋に連れていくからね』
正直、手入れを亜生子に任せるなんて嫌だか今はそんな事言ってる場合じゃない
｢、、、やめ、ろ、、写しの俺なんか、このくらいが丁度いい、、、｣
『今そんな事言ってる場合じゃないですよ…』
山姥切の肩に腕をまわし立たせようとするが｢やめろ…俺に構うな…!｣の一点張り
『お願いします…立って…』
｢いいんだ…どうせ俺は写しだ…
…それに、あいつ(亜生子)も、あいつの霊力もどうも好かない…｣
『、、、山姥切さん、わかる人ですね』
｢は、、、？｣
思わず口角が上がる
(最近口角上がってばっかだな)
『分かりました。じゃあ、私で我慢して下さいね』
そう言って、山姥切をそっと正面から抱き寄せる
山姥切は離れようとするが、私はそんなのお構いなしに抱き締める
そして、ぶわわっ。と霊力を全開に流し込む
するとみるみる内に山姥切の体の傷は治っていき、私達の周りの空気も綺麗になった
完全に治ったことろで抱き締めるのをやめた
｢、、、あんた、何したんだ｣
『ごめんね、勝手に治させてもらっちゃった』
｢、、、いや、とても澄んでいて心地よい霊力だった、、、｣
自分の手のひらを見てぼそっと呟く山姥切
うん呟いたつもりだと思うけど聞こえてるよ(いい笑顔)
『、、、私、子供だけど、今みたいな事はいくらでもできるから。
生意気だけど、傍にいる事はできるから…』
｢、、、写しの俺なんかが、、、｣
『だから何ですかって話ですね!貴方は綺麗です!
前言撤回です。私が、"山姥切国広"と一緒に居たいんで、勝手にいさせてもらいます』
清々しい笑顔で言った
｢、、、好きにしろ。
後、綺麗とか言うな…｣
顔を布で隠してﾎﾞｿﾎﾞｿ言う山姥切
布から見える頬は薄ら赤く染まっていた
『(可愛い(真顔))宜しくお願いしますね、山姥切さん!』
｢山姥切でいい、よろしく頼む…A｣
ぎゃんかわ。
山姥切の可愛さに感動していたら、何処からか呼ぶ声が聞こえた
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おしるこぉ - おじいちゃん…いいぞもっとやれ(歓喜)面白いです！めっちゃ加州可愛い。好き。生きる糧。(切実) (2019年4月6日 23時) (
レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
壊回 - 甘楽ちゃんさん» まぁなんだその…黙れ。でアレかなとは思ったけどコメ欄に居るとはww作者さんではないのに接触すみません (2019年1月6日 9時) (レス) id: bb18195b30 (このIDを非表示/違反報告)
甘楽ちゃん - さぁて、1番右の星さんをクリック！作者さんは私と気が合うかもしれません！笑実は私嘘を付いてる人を極限まで追い詰めるのが好きなんです！自分でも悪趣味だなと思います笑続編も評価とコメントしますね！ (2018年4月3日 1時) (レス) id: dc43f18b65 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - んっふｗｗんふふｗｗ最後・・んふｗｗあははｗｗもうダメｗｗｗ (2017年8月5日 19時) (レス) id: 9a4aaf331d (このIDを非表示/違反報告)
鉄仮面 - …なんか、スッキリしました。ありがとうございました (2017年6月26日 20時) (レス) id: 3d2002175f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2015年9月27日 19時
