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episode19 ページ20

「木から落ちたって…何しようとしてたの?」
抜け出そうと…なんか言ったら絶対に怒られる、のでここは嘘をついた
「…景色を観ようとして」
なんて嘘だ…もっとましな嘘を付けばよかった、乱太郎くんはどうして何も言わないんだろう、あの時、確か最初に手当をしてくれたはずなのに
「全く、女の子なんだからもっと自分の身体大事にしないと…」
それから善法寺さんのお説教を喰らい、私はイライラした気持ちで布団に潜った









次の日、私は小松田さんの事務作業を手伝いに行こうと長屋を歩いていた
「小松田さん、お待たせしました」
「じゃあ今日はこの資料纏めてくれるかな?」
「はい、分かりました」
さっさと終わらせて図書室へ行こう…
「…うわぁっ!!」
「小松田くん〜!!!またかぁ!!?」
と思ったけど、これは結構時間かかりそうだな…








「ごめんなさい…今日も遅くなっちゃって…」
結局業務が終わったのは夕方だった、殆ど小松田さんのミスが多かったのだけれども…
「大丈夫です、私はこの後予定があるのでこれで」
私はそう伝え図書室に行く準備をした
「ここ、どこ」
迷ってしまった…小松田さんに場所聞いておけば良かった…
「あれ…この前の…」
ふと声がしたので後ろを振り返ると、昨日食堂で話をした変装の子に出会った
「ええっと、不破くん?」
「正解です、所で…こんな所で突っ立ってる何て危ないですよ?どうかされましたか?」
「図書室の場所…わからなくて…迷子になっちゃって…」
私はそう言うと不破くんは目をぱちぱちさせて、くすくすと笑っていた

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秋産まれ(プロフ) - おもしろそうなので、更新楽しみにしてます! (2021年9月23日 21時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやの | 作成日時:2021年9月21日 22時

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