episode14 ページ15
「うっ、うう……ごめんなさい本当にすいません〜!!!!」
私は今なんで謝られて居るのだろうか
「…貴方のせいじゃなくて…その…」
「一生をかけて謝りますから!!許してくださいいぃ!!なんでもしますからァァ!!」
元はと言えば私か無断で学園を去ろうとしたからこんな事になってしまったのだ
この人はなんで私が学園を出ようとしたのか、分かっていないのか、そうか…それなら都合がいい
「…あの、私が学園を…出よう…としたとこ、黙ってて…くれませんか」
私は事務の小松田さんにそう伝え、医務室を出ようとした
「あっ、そういえば、今日から君は学園内の補佐のお仕事だった…よね?」
「うっ」
「黙っててあげるから、僕の仕事手伝ってくれない?ちょっとミスしちゃって吉野先生に怒られそうなんだぁ〜」
「えっ」
小松田さんは能天気にヘラヘラと私にそう伝えた
「ここの整理をお願いしたいんだけど僕がやるべきなんだけどあいにく仕事が溜まっちゃってて…」
私のやる事は事務室の整理、どうしらこんなにごちゃごちゃの部屋になるのだろうか…
「分かりました、終わったらまた報告行きます」
私は泣きべそを書いている小松田さんを無視して作業にとりかかった
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秋産まれ(プロフ) - おもしろそうなので、更新楽しみにしてます! (2021年9月23日 21時) (レス) id: b236fc8679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやの | 作成日時:2021年9月21日 22時