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魅惑の血�� ページ12
kiside
体内に俺以外の血が流れてると気づいたのは健永が番組でミスして指を切ったときだった。
「いったっ！」
といって血を見ている健永の血を見た時に体が欲しいって、求め出した。
(なんで？どうしてだ？俺、まさか！)
その時は宮田に声をかけられてなんとか耐えたけれど、健永を見るとずっと体が健永の血を求めてザワザワしていた。
「千賀、」
楽屋に戻ると千賀を呼ぶ。
「…何？」
「お前……俺に血飲ませてるだろ」
その言葉に楽屋が静まり返った。
「……なんでそう思うの？」
と健永が聞いてきたからさっき自分自身の身に起きた事を話した。
「……どうなんだよ、」
「……ごめんね、ミツ、」
と健永が謝ってきた。
俺はなんだが無性にイライラして、
「余計なことすんな、」
と健永に投げかけていた。
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作者名：蓮花 | 作成日時：2018年12月26日 23時
