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何匹殺ちゃだろうか。
あれから3日、まだ結界？は解かれていない。
『はぁ･･･ゲホッっ』
先輩達が避難してからずっとアブノーマリティを鎮圧している。
しかも逃げ遅れた生徒が何人か･･･彼らを守りながら戦うのはなかなかしんどい。
グシャっ
『うわっ･･････。』
溶ける愛のスライム･･･ご愁傷様。
にしてもHEとTETHそれと･･･WAWも何体か、とりあえず厄介な野鳥三匹はやれた。
ただ懸念点は私の体力がもつかどうかだ。どうにか心臓やウェルチアースなんかで回復はできるものの、
流石にそろそろ頭が死にそうだ。
『(助けはいつだ？)』
『(何故彼らを守り抜く必要がある。)』
『(逃げてしまえ。その力がお前にはある。)』
『なんて･･･はぁ･･･できるほど、私は鬼畜じゃないからね･････････。！』
△▼△▼△▼
1週間後
At視点
『セラ！！助けに来たぞ！返事しろ！』
Ds「セラ！お願いだから返事をしてくれ！」
あれから1週間。中の敵対生態反応が消え、中の生徒の救出が始まった。
寮長達も空や魔法で生徒の救出を手伝っている。
「セラ〜〜〜！！！お願いだから返事をしてくれなんだゾ！！」
どこを見ても血、血、血･･･ここでどれだけ悲惨なことがあったか馬鹿な俺たちでもわかる。
Ef「セラーー！！俺たちはここにいるだべだー！！」
Jh「フゥっ･･･フゥっ！っダメだ！！血の匂いが濃すぎてセラの匂いも消されてやがる！」
Sz「人間！！返事をしろ！お前がいないと若様が悲しむんだ！！」
探し始めてから数時間･･･まだ監督生は見つかっていない。
それからして寮長から電話が来た。
『寮長･･･なんですか？』
“エースかい？よかったそっちは無事みたいだね。”
『何かあったんすか？』
“ああ、オンボロ寮で逃げ遅れた生徒が数十人ほど昏睡状態で発見された。全員ではないものの生き残った生徒がいた。”
『･･･！それじゃセラも！！』
“残念だけどそこにセラの姿はなかったよ。でも彼女の部屋のタンスから妙なものが出てきたんだ。･･･僕はこのままセラと他の生徒を探す。何がいるかわからない以上気をつけるんだよ。”
そう言って電話は切れてしまった。
Jh「･･････！！」 ダッ！
急にジャックがコロシアムの方へ走っていく。
Ds「おい、ジャック！待て！」
走るジャックの後ろを追いかける。
ユニーク魔法まで使い無我夢中に走っている
もしかしてセラを見つけたのか？
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作者名：もちまろ | 作成日時：2022年11月3日 13時
