非日҉́͛̌͆͒̏̀̀́́̄̊͂́͝常̶̑́̋̅̾̋͌̅̈̽͡ ページ4
『パチ』
いつもより早く起きてしまった。
時間を見ると朝の4時ごろを示している。
『･･････』
あたり一面真っ白だ。
･･･真っ白なはずだった。
そこには白色に似合わない茶色のダンボール箱がデカデカと置いてある。
『なんだこれ？』
ダンボールを見てみると当ては私だ。
嫌な予感がした。当たってほしくなかった。
開けるとそこには私が愛用していた静かなオーケストラのE・G・O装備一式が入っていた。
『なんで･･･。』
ここにきた理由も何もわからない。
でもこれがあると言うことは何かしろと言うこと。
『管理人、あなたは私に何をしろって言うんですか？これ以上何をしろと･･･』
私は分からなかった。いや見て見ぬふりをした。
初めは大丈夫だった。みんなとバカやって、戦って。
でも敵を倒せば倒すほどに、私の心はヒビを入れていった。
みんな色々な思いがあってそれに悩んでそれでもどうしようもなくって誰かに頼ってしまった。
私は惨めだ。
友達も地位も努力もも美貌も才能も何もない。
ただ諦めてしまった。
『こんなこと思っても、何にもならないんだけどね。』
ポケットに入れて置いた精神安定剤を飲む。
ここ最近はずっと飲んでる。
『ゴク』
･･･さぁ、これを片付けよう。
人に見られちゃダメだから。
ーーーーーーーーーー
朝
『グーリーム起きてよ。もう朝だよ。』
「ふなぁ〜もう5分。むにゃむにゃ。」
『全く･･･朝ご飯抜きにするよ！』
「ふにゃ！それは嫌なんだゾ！」
･･･なんか嫌な予感がする。
ーーーーーーーーー
『エースデュースおはよう』
「おはようなんだゾ」
At「おはよー」
Ds「ああ、おはようセラ、グリム」
At「あ！そうだ。そういや今日セラに言いたいことあったんだ。」
『え、何？告白？』
At「ちげーよ。なんでそうなるんだよ。」
At「オレが言いたかったのはこれ。」
速報！新種発見か？
今日朝午後3時34分に〇〇市〇〇街で人の頭を運ぶ大きな蜂のようなものを発見。
発見したのは〇〇街に住んでいる△△氏。こう語る
本当に恐ろしかった、蜂のようだが目がなく大きな口だけだった。
私と同じような背の高さで一瞬私の方を見たと思ったら捩じ切った頭を持ってどこかに行ってしまった。
恐ろしさのせいかさっきから胃が痛いんだ。
At「ほら、やばくね？」
Ds「それなら僕も見たぞ。でも確かその発見した人も変死で発見されたんだろ？」
At「え、マジ？俺らには関係ないけどこえーよな。」
･･･
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作者名：もちまろ | 作成日時：2022年11月3日 13時
