【忍たま】君のいる世界で【短編集】

【全校生徒？】先輩3 ページ32

兵助「先輩！」

『兵助』

兵助は目に涙をためていた

『これからは火薬委員会を頼むぞ』

兵助「はい…！！」

八左ヱ門「ｳｩ」

三郎「お前が先に泣いてどうすんだよ」

八左ヱ門「だってよぉ」

『ほら、泣くな！』ﾆｶｯ

雷蔵「先輩…」

『泣きたいときは笑え！』ﾆｶｯ

勘右衛門「それ、よく言いますね」

『まぁな！』

そして振り返った

『お前ら！』

6人「」ﾋﾞｸｯ

『後輩困らせんじゃねぇぞ』ﾆｶｯ

6人「先輩…」

『大丈夫だ
お前らなら立派にやっていけるさ！』ﾆｶｯ

伊作「せんぱ〜い」

そう言って泣きながら抱きついた伊作

『泣くな泣くな！』

そう言って伊作の頭を撫でた

元保険委員長「後輩とられた」

元作法委員長「どんまい」

留三郎「伊作…そんなに泣くなよ…」

仙蔵「お前泣きそうなのか？」

留三郎「そ、そんな訳ないだろうが！」

文次郎「泣いてんのか？だっせぇ(笑)」

留三郎「うっせぇ！！バカ文次！」

文次郎「あ"ぁ"？やんのか？バカ留！」

『おまえらなぁ』

長次「…卒業おめでとうございます…」ﾎﾞｿｯ

『ありがとな！』

小平太「…」

『小平太？』

小平太は泣いていた

全員「え…」

小平太「せ…ん…ぱい…ﾋｯｸ…」

『ど、どうした？
そんな、寂しいのか？』

小平太「ﾋｯｸ…」

『大丈夫だ
これが永遠の別れってわけじゃない
いつかまたここに遊びにくるさ
お前らが卒業するまでにな』ﾆｶｯ

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