ぽんこつアイドル通ります

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イベントを無事成功に収め、韓国デビューを控えた私達は各局へ挨拶へ行っていた。

次は私たちのスポンサーについてくれたレコード会社さんに挨拶に行く予定になっている。

マネ「デビューしたら挨拶する時間なくなるからな。マイナスなイメージ作られないようにここら辺丁寧にしてくぞ。」

マネさんが車を運転しながら私たちに告げた

ha「あと1ヶ月だもんね。練習も精を出さなきゃね。」

香織姉さんが窓の外を眺めて言った。

ni「あーあ、テレビ局でも有名人に会えなかった。韓流ドラマ好きだから楽しみにしてたのに」

二千華が唇をとがらせながらぶーぶー文句を言っている。

co「そんな事言わない。もうすぐ着くんだからそのぶーたれ顔治してね」

二千華は諦めきれなかったようでぶすっとしている。

マネ「ほら着いたぞ。広いからはぐれるなよ。もし有名な方にあっても失礼のないように」

ni「A姉さんTWICE以外知らないけどね〜」

「うっ…そんな事言わないでよ…失礼のないようにするって…」

co「ほんとに心配なんだけど…」

マネ「ほら着いてこい」

マネさんの後ろについて行き、一番後ろをフラフラ歩いていると急に手を取られた。

？「ねえお姉さん、ちょっと待って」

人間ってびっくりしすぎると声が出ないものなのですね…

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