検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:7,282 hit

オロバスを追って ページ30

アズ「オロバスを…追う!?」

クレシア「あぁ

みたとこ、オチョ?ってやつに
色々吹き込まれたあと放り出されたから

かなり不安定だと思うんだ
だから、ほうっておけなくってさ」

アズ「わかったが…。
何かあれば、すぐにこちらへ来い
私はサブノックたちに伝えておく」

クレシア「うん、まかせたわ」


クレシア「ってきたものの…

何処行ったんだ、ココのやつ」

道をたどったが見当たらない

ん〜…聞いてみるか


俺は、鏡の中でも水面…

水の中に、身を入れた


くすくすくす

どうしたの?どうしたの?

まよえるまよえる

おうまをおさがし?

それならそれなら

もりなかいわそと

くら〜いところ

さがしてみてね


クレシア「…ぷは」

これ使ったらアメーバ状になるのがちょっと
癖強いけど…

水の声を聞けるのだ

この森の中、いたる所に水はある

木の中、地面もしかり


その声を聞けば、自ずと…!


クララ「なにしてるん?レーシィ」

クレシア「あは…」

何故ー!?



クララ「ろばくんならねえ、
フラフラしてるのをさっき見たよー」



クレシア「意外と有力なやつだったよ()」


溶けが治り走り出す


クレシア「っ…いた!」


岩場で、身を包んで

まるで、子供のように


縮こまって、震えていた


オロバス「……、……っ」

クレシア「ココぉ」


オロバス「!?
……クレシア…か

…すまないことをしたな」


クレシア「心配になってな」

そばに座って…

オロバス「私は…
箍が外れていた

…友人に、あの魔術は…
かけてはいけないのに」

クレシア「確かに怖かったし強かった

でも、それだけ本気だった

オチョにそそのかされてってのもあるだろうけど」

オロバス「…オチョ?」

クレシア「へ?」




オロバスはオチョのこと、すっかり忘れててたんだ



まるで、そこだけ記憶が抜かれたみたいに




オロバス「……。

ありがとう」

クレシア「おうよ!」














オチョ「…チチチッ♪」

三日目→←オロバスとオチョとクレシアとアズ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ライグリール | 作成日時:2022年10月19日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。