【REBORN!】あたしが嫌い？だから何？【最強】 (ページ28)

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↑２２話↓ ページ28

→Aside←

雲雀「へぇ、また逃げる気？少しくらい僕の攻撃を食らいなよ。」

A「嫌ですよ！！；何故あたしが痛いと分かっていながらあんたの攻撃に当たんないといけないんですか！；」

雲雀「そんなの自分の胸に手を当てて聞いてみたら？」

A「なっ！///失礼ですよ！！これから大きくなるんですっ！」

思ってもみなかった衝撃的な言葉にあたしは追いかけてくる学ラン先輩に顔だけ向けてそう言うと…

雲雀「…君、馬鹿なの…？いや、馬鹿でしょ…。」

学ラン先輩は呆れたような声でそう言った。

A「な、何がですかっ！てか、馬鹿とか言わないでもらえます！？馬鹿っていう方が馬鹿なんですよ！？」

雲雀「…もういい。君と話しているとこっちまでおかしくなりそうだよ。今回までは見逃してあげる。でも次に会ったら、容赦はしない。…とにかく今は授業中だ。速やかに教室に戻ることだね。」

そう言って学ラン先輩は後ろを向いて今あたし達が走って逃げてきた廊下の方へ静かに歩いて行った。

A「…一体何なんだ、あの先輩…いつも人さえ見れば見境なく攻撃してくるのか…？何かあたし、転校する学校選び間違えたかな…まぁ、もう今更だけど…；…って、武、なんか静かだな？疲れたか？」

山本「…///(Aの手…///)」

あれ…？なんか、本当に静かだな…大丈夫か…？

A「えっと、ごめんな！武まで巻き込んじゃって…。武は全く関係なかったのに…。」

山本「！！あ！いや！大丈夫だ！！気にしなくていいぜ！！///」

A「ならいいけど…、まぁいいや、早く教室戻ろう。これ以上追い回されるのは勘弁だ…；」

山本「あ、あぁ、そ、そうだなっ！///」

そう言ってあたしは何も考えずに教室に戻った。
…武の手を繋ぎっぱなしなことを忘れて。