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よろこんで ページ24

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「でさー、昨日もあいつら泊まりで遊びにきてさ!全員一つずつ飯つくって食ったんだけど、意外と俺料理出来るのかも!あ、写真みる?」


本当に楽しそうな顔をしながら話をしてくるあかさ。
最近引っ越しをして今までより広くなった家に、あかさは毎日のように友達を呼んで遊んでいた。



「みる。ふーんいいなー楽しそうだなー」
「だろ!?ほらこれー俺が作った親子丼!」
「え、美味しそうなんだけど」




思ったより美味しそうで驚く。
なんだ、なんかわたし、お家にも呼んでもらえないし、ご飯だって同じくらいの出来だし、もしかして要らない?



「もしかしてわたしより上手くない?わたし、彼女っぽくないね、なんもしてないし」
「は?んな訳ないじゃん、これAに教えてもらった作り方で作ったんだよ?皆も美味しいっていってたから彼女に作り方教えてもらったって言っといた」
「え、確かに結構前に教えたけど...覚えててくれたの?」
「当たり前じゃん」
「...そっか。」



わたしだってほとんど忘れていたことを覚えててくれてたんだ。
そんな訳ないじゃん、って何の躊躇いもなく。
それから、友達に彼女に教えてもらった、って言ってくれたって。
嬉しくて、思わずにやけてしまう。
でもなんだか恥ずかしいから、下を向いてみる。



「A?どした?」
「んーん、大丈夫。ちょっと変なこと考えてたけど、あかさのお陰で元気になっちゃった」
「ふーん、よくわからんけどまあいいや!」
「まあ変なこと考えちゃったのもあかさのせいだけどね?」
「え、」
「ねえ、わたしは呼んでくれないの?」
「え、?」
「あかさの家!!」
「え...来てくれんの?」



は?むしろいかせてよ、なんだこいつ。



「だっていきなり家来ない?とか年下の彼女に変じゃない?」
「変じゃない!友達呼ぶのに彼女は呼んでくれないんだーって嫉妬した。」
「嫉妬したの?かわいいかよ」
「...いついっていいの」
「あー一応俺さ、あの一応ね、今日家綺麗にして来たんだよね。」
「えっじゃあ」
「...来ませんか?今日、俺の家。」

「よろこんで!!!」



今度こそ隠しきれなかった飛びっきりの笑顔を見せながら、あかさの手を思いっきり握る。
今は外だから抱きつけないけど、お家に行ったら好きなだけくっついてやる!
あーあ、本当に幸せ。



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バカップルじゃんね→←あいたーい



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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さくらうめ - おりさん» すごいミラクルが起こりました…私の好きな人…よく京都に行っています…(o^^o)…是非お友達になりたいです! (2018年10月15日 2時) (レス) id: e23b3d6363 (このIDを非表示/違反報告)
おり(プロフ) - えぬえぬさん» わあぁコメントありがとうございます...(;-;)一番最初の話、私も書きながらきゅんとしてしまったのでそう言っていただけて嬉しいです笑 自分のペースで、ってすごく大事にしているのでそう言っていただけるのありがたいです。頑張ります* (2018年8月23日 22時) (レス) id: b57afa9fcd (このIDを非表示/違反報告)
えぬえぬ - 題名に惹かれて来たのですが、話の内容も濃く面白くてハマりました。個人的に一番最初のお話が好きです、他のお話も面白いのですが…(笑)これからも自分のペースで更新頑張ってください!応援しています (2018年8月23日 19時) (レス) id: 6c842c63e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おり | 作成日時:2018年5月27日 19時

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