すきがとまらない【名前変換オリジナル】

女だめでしょそれ ページ31

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人が見せる本当に幸せなときの笑顔ほど、美しいものはないと思う。
御世辞にも綺麗だと言い難い人だとしても、ふとしたときに溢れる笑顔はとても美しい。

例えば、君のくしゃっとした笑顔。
目を細め、鼻に皺を寄せ、並びの良い歯を見せる。
不安になる程白く透き通った肌、オペラモーヴの頬。
触れればサッと赤く染まる耳、細く長い睫毛。
朱色の唇はとても柔らかく繊細で、君の細胞ひとつひとつに愛しさを感じる。

僕が君に触れる事を許される束の間の夜、長くて短い8時間。
君は僕だけを感じ、僕は君だけを想い律動を刻む。
それに合わせて漏れる君の吐息は僕の心を強く君に縛り付け、この関係を絶つ事を許さない。

君には想う人が居る。
それは僕ではない。
けれど君は僕を求める。
僕は君の夜の顔しか知らない。
君にとって僕は寂しさを埋める為の都合の良い存在なのだろう。
それでも、それで構わないと思う。




昼の君は24ヶ月前から今日までの間に2人の人を想い、想われた。
僕はその24ヶ月の間の、夜の君を知っている。

僕は取り憑かれたのだ。
今も此方に向けられるその、妖艶な笑顔に。





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ごめんなさい今回お名前出てきませんでした
これアウトですかね

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