検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:62,160 hit

魔法42 思い出して ページ44

スネイプ「思い出さないのか?…」
貴方「えっ?」

スネイプ先生の言った言葉の意味がわからなかった
スネイプ先生は私の手首を離してくれた

スネイプ「その箱…」
貴方「あ、この箱ですか…私の大切なものです ログスはこれを開けると主は泣いてしまうっていうので、開けさせてくれないのです…」

私はそっと箱を抱きしめた

スネイプ「…我輩は思い出してほしい…」
貴方「えっ?」

スネイプ先生は懐から銀色の小さな鍵を出した

貴方「スネイプ先生…これは」
スネイプ「その鍵だ」
貴方「! どうしてスネイプ先生が?」
スネイプ「…開けたらわかる…」

私はスネイプ先生から鍵を受け取ったそして、箱に鍵を差し込んだ

ガチャン

貴方「…」

鍵が開き私は箱を開けた…すると綺麗な丸い玉みたいなのが私の周りを回り始めた

貴方「わぁ…」

私はちょっと玉に触ると…

記憶が蘇えてきた

貴方「!」

私は小さい頃…お母さん達と遊んだり、一緒にご飯を食べたり幸せそうに育てられていた
けど、ある大雨の日…

黒いフードを被った男がやってきて、お父さんとお母さんを殺した

ーやっと会えたね…Aー

ーあっ…あっー

ーそんなに泣かないでよ…大丈夫だよー

男はニヤと笑いながら私に触れようとしたが、緑色の光に弾かれていた

ーおやおや、闇の帝王のお出ましかー

ー消えろ!ー

ーじゃ、今日は帰ってやるよー


男は消えた

そして、私は助けてくれた男の人に抱っこされた

ーあなたは?ー

ー私はヴォルデモートだー

ーヴォル…ー

幼かった私にはわからなかったが…ヴォルデモートはお母さんを見て泣いていた

今の私にはわかる…


ヴォルデモートは私のお母さんを大切にしていた

ーヴォル泣かないで…ー

ーありがとうA…ー

ヴォルデモートは私の手に護衛魔法を唱えてくれた

ーお前は本当に綺麗な子だー

ーありがとうヴォルー


その記憶は消えた…

私はどうして、その記憶を閉じ込めていたんだろう…


私の頰には冷たいものが垂れた

すくってみると…涙が溢れていた

魔法43 全部思いだしたよ→←魔法41 頼まれて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
159人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年3月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
ランスアーム(プロフ) - 8800さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!^_^ (2018年4月29日 18時) (レス) id: 7fa2d0f316 (このIDを非表示/違反報告)
8800 - 更新頑張ってー!早く続き読みたいですー! (2018年4月28日 18時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
ランスアーム(プロフ) - スネイプ「Ms.MIZUKI 罰則を与える」 (2017年3月31日 14時) (レス) id: 9a00f65489 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - せ「貴様、我輩にぶつかっておいて何様のつもりだ?」「スネイプ先生ってCOOLでキュートなんですね」せ「それをいいにぶつかってきたのか?」「はい!スネイプ先生と話してみたかったので!」せ「生憎時間がないのでな」「アルバスにお願いしてk」せ「やめんか!」 (2017年3月30日 11時) (レス) id: 92a53b009f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ランスアーム x他1人 | 作成日時:2015年8月23日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。