現代から来た最強の鬼殺隊員【トリップ】《継国要素あり(？)》 (ページ11)

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巌勝視点

縁壱に連れてこられた庭には、縁壱が大人になった時のような姿をした女が木刀を2本持ってたっていた。

縁側には、父上が胡座をかいて座っていた

多分、あの女に連れてこられたのだろう

巌勝「縁壱、あの方は誰だ？」

縁壱「私も、よく知りません、突然現れ、手合わせを頼まれたので」

巌勝「は？」

縁壱「父上がお許しを出したのでしょう」

巌勝「なぜ、お許しを出したのだろうな」

『む？やっと来たのだな』

縁壱「はい」

巌勝「貴方は、誰だ？」

『私はAAと申すものだ、君達は？』

縁壱「私は、継国縁壱と言います」

巌勝「私は、継国巌勝だ」

『そうか、巌勝君も手合わせするか？』

巌勝「嗚呼」

『先にどちらから、やる？』

巌勝「私が行く」

『全力で来ていいぞ』

巌勝「Aさんも全力で来ていいぞ」

『…………ダメだ、君に怪我をさせてしまうかもしれない』

巌勝「それでもいい」

『侍を目指して鍛練を重ねているようだが、骨折をさせてしまったり、気絶するかもしれんぞ』

巌勝「なら、相手が気絶するまで、手合わせしよう」

『…………怪我をしても知らないぞ？』

『誰か、合図をお願いします』

父「俺がやろう」

『ありがとうございます』

父「…………初め！」

『…………ﾎﾟｲ』ｽｯ

巌勝「!?」

『…………』

始まった瞬間、Aは木刀を捨て、瞬時に巌勝の後ろに回り込み気絶させた
だが、Aの本気はここまでではない

父「!?」

『終わりです』

父「勝者、A！」

『巌勝君は私が運びましょう』

〜運び終わった〜

『次は縁壱君だな』

縁壱「はい」

『また、合図お願いします』

父「あ、嗚呼」

父「では…………初め！」

『………』ｽｯ

Aは縁壱の背後に回り込み攻撃しようとしたが、防がれてしまった

『(予想以上の強さかもしれない)』ﾄｯ

縁壱「強いですね」

『そう言っただろう』

縁壱「はい」

今度は、縁壱が攻撃を仕掛ける
その攻撃とは、巌勝の師匠を倒した時と同じようなやり口だった

だが、その攻撃は目に見えぬ速さで防がれてしまった

防がれたと同時に、縁壱を気絶させた

『ﾄﾝｯ』

縁壱「ッ」

Aは縁壱が倒れる瞬間横抱きした
巌勝の時も同じだった

父「勝者、A！」

『縁壱君も私が運びましょう』

父「強いな」

『ありがとうございます』

父「ここだ」

『すみませんが布団を出してくれませんか？』

父「嗚呼」

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