無気力少女と未来の海賊王 (ページ2)

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一話ページ2

私の名前はA。
フーシャ村に住むごく普通の女の子。
幼馴染にめちゃくちゃ元気な男の子がいるけど
どこにでもいるただの子供だ。

でもどうしてかな？
すごく、やる気がないの
何をするにもめんどくさいが先行して
結局、行動に移さないでのんびりする。

それが私の日常

今日は朝早くに目が覚めた。
こんな日は決まって何かが起こるそんな気がした。

早朝で外はまだ薄暗い
そして、とても静かだ。

店という店は閉まっており、人影もない。
みんな寝静まっている。
私だけの時間だ。

物珍しさから外に出て散歩がてら村を歩く。

近所にあるマキノさんの酒場

少し歩くと八百屋や果物屋

その近くには雑貨屋や本屋等

小さいながらに生活に困ることはないこの村に住めて良かったと思う。都会に興味がないと言えば嘘になるかもしれないけど私はのどかなこの村が好きだ。

少しずつ日が昇っていく。
太陽が顔を見せて村の人たちが徐々に起きてきたようだ。

「お、A。今日は早起きだな！」

「おじさん、おはようございます。目が覚めちゃって…」

「あら、Aちゃん！早いわねぇ」

「おはようAちゃん」

道行く人と挨拶を交わしながら足は自然とある人物の家の前で止まった。

ルフィの家だ。

なぜこの場所に来たのか
自分でもよくわからないけど
習慣というものはおそろしい……

「どーせ、まだ寝てるのに…」

いつもはルフィが私を起こしにくるか
必ずと言ってもいいほど私を探し出す。

毎日一回はアイツの顔をみているからか
自然と足がここに行き着いた気がした。

「仕方ないなぁ、今日は珍しく私が起こしてあげるか」

なんだかんだ幼馴染だから
こんな日があってもいいよね

＊＊＊＊＊

キャラは出てきてません。
名前だけですね…すみません;
ちょっと日常を入れたかったのです。
村に関しては個人的な捏造も少し入ってます。
見切り発車のお話ですので矛盾点も出てくるかもですが温かい目で見守ってくださいね。

如月。